
沢山の新年のご挨拶を誠にありがとうございました。その後の様子をお聞かせいただけることは、私にとってもとても勉強になります。
おふたりの方から、同じようなコメントが添えられていました。
「先生に背中を押していただき感謝申し上げます」
「先生の後押しのお陰です。ありがとうございました」
実はおふたりとも、私から手術をご提案させていただいた方 . . .

保存施術+ 手術を回避
コロナ自粛期間中に、股関節痛を抱える方が多くいらっしゃいます。
運動不足も股関節痛の原因です。現在日本には第7波が来ているようです。歩かない日常、椅子に座ったままでの生活に陥らないように、変形性股関節症を診断された皆さんにはぜひ気をつけていただきたいと思います。
ご相談いただいのは、50代の女性です。
コロナ自粛期間中に股関節に違和感、症状が . . .

先週はブログをお休みさせていただきまして申し訳ございませんでした。本日から再開いたします。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
今日は「手術後の経過」について考えてみたいと思います。
研究論文を読んでみたり股関節学会にも参加し専門医の先生方の意見に聴講してみたり、私自身もこの場で実際の手術後の方たちに日々お会いしてきました。骨切り手術 . . .

保存施術+ 手術を回避
アスリートに頻発する股関節唇損傷も、一種の「怪我」のような症状だと考えています。解決手段に手術もありますが、手術までしなくてもよくなるケースが多くあります。実際に手術をしたことで、復帰が危ぶまれたりスポーツを断念せざるを得ない状況にも遭遇します。慎重な判断が望まれます。
ご相談いただいたのは10代女性(大学生)、ダンスのインストラクターです。
. . .

多くの股関節痛には保存施術は有効です。
ただし、そのタイミングを逃してしまったり、運動療法に取り組めるような環境ではない場合には外科手術も一つの選択と考えています。例えば、子育てや仕事の忙しさから自分のメンテナンスの時間が作れない、親御さんの介護やペットのお世話で心身共に限界が生じているなど、自分ではどうにもならない状況からの脱却には最新の外科治 . . .

6:24分の新幹線に乗り東京へ向かっておりす。今回の大阪もとても忙しかったです。昨日は急遽施術のご依頼が舞い込んできて朝8時からの施術スタート。コロナの影響がまだ残る中、遠方からもたくさんの方にお越しいただきまして誠にありがとうございました。保存療法も早期に取り組めれば、確実に改善されてゆきます。ぜひ、早めにスタートを切っていただきたいですね。
さて . . .

変形性関節症の国際学会は、一年毎にヨーロッパと北米でそれぞれ舞台を移し開催されます。2018年はイギリスのリバプール。ロンドンから鉄道に乗り約2時間。ご存知のように至るところに音楽、ビートルズな街並みです。帰りのロンドンでは、ケンジントン付近に宿をとりハイドパークを毎日朝ラン。
イギリスは、古いものと新しいものが融合され、行き交う人々も皆ファッショナブル . . .

休業していた銀座のデパートも、少しずつオープンしはじめましたね。人通りにも賑やかになってきました。今日は午後から大阪へ移動です。1件、キャンセル空きが出たようです。ご希望の方がいらっしゃいましたら、予約表 https://ginzaplus.com/jp/reservation/ よりお申し込み下さい。なお、先着順となりますので埋まり次第終了となります。ご . . .

いよいよ今年もカウントダウン、残り2日となりました。ginzaplusは昨日が仕事納め、年内の業務を無事に終了いたしました。今年も一年通ってくださった皆さまに、改めて感謝申し上げます。今年は「3人」の方が手術を決断されました。お一人は、術前リハを希望されお越し下さった方。もうお二人は、おふたりとも専門職、女性です。人前に立ってお仕事をされる方、家事や育児に . . .

さて今日は、股関節痛の最新医療「再生医療」についての情報です。
昨日も新規の方たち3名、皆さん再生医療を受けていらっしゃいました。世界の関節症学会、国際学会に参加すると、毎年この「再生医療」と「運動療法」のことで、話は持ちきりです。私が以前に勤めていた順天堂医院でも、再生医療の順番待ち。再来年まで予約が一杯と聞いております。時代は変わりました . . .

さて、今日は手術後の痛みについて。人工関節にすれば、基本的には8割、痛みが改善されると報告されています。しかし、10人に2人あるいは1人は、当初の痛みが改善されたとはいえ、引き続き何らかの症状に悩まされています。そのあたりのギャップを埋めるのが、手術前の保存療法の役割でもあり、身体の問題を整えつつも、手術後に達成すべき身体的、精神的な課題を明確にしておくこ . . .

コロナの期間だから手術を決断。コロナの期間だから、逆に、手術は思いとどまり。股関節の手術にもメリット・デメリットはつきものです。最近では医療機関のホームページでも詳細に書かれていることも多く参考になるでしょう。
今回のご依頼のような股関節唇損傷の手術後には、様々な合併症や後遺症が報告されています。それらもすべて含めて、最良の決断がなされるべきではない . . .

さて、股関節痛を抱え医療機関へかかると、症状の軽い場合に「股関節唇損傷」と診断を受けることがあります。レントゲン上、あまり大きな変化が認められず、でも痛みを訴えている。精密検査の結果、股関節唇損傷との診断。「股関節鏡」による手術が必要と説明されることがあるでしょう。
ただ、できれば手術は避けたいものです。検査のための股関節鏡で痛みが長引いたり、関 . . .

さて先日、毎週送られてくる医療ジャーナルの中でOARSI、世界の変形性関節症学会のdelegateを務められた、日本人のあるドクターが、現在の日本の変形性関節症の治療について問題提起をされていましたので、ご紹介します。
利権やメーカーとの癒着など現在の在り方についてきっぱりと判断ができる先生でいらっしゃいますね。特に関節鏡視下手術については、厳し . . .
今日は、股関節唇損傷について。日本でも、ここ数年変形性股関節症や臼蓋形成不全の方たちを中心に、内視鏡による手術が実践されてきました。もちろん、手術成功の方もいらっしゃるでしょうが、多くのアスリートを苦しめてきたように悪化例も珍しくありません。
股関節学会なども「4人にひとり」は症状進行の恐れがあるとの報告があるように、早期に人工関節の決断を迫られる方 . . .
昨日はカナダからお越しいただきました。
「先生、皆さんはどのタイミングで手術を決断されているんですか?」質問を受けました。最終的に手術の判断は皆さんご自身でなさっていらっしゃいますが、医療機関によっても考え方は大きく異なるようにも思われます。
例えば、Aタイプ。
骨や軟骨の状態はそこまで悪くないにも関わらず、日々のエクササイズが続けられないケ . . .

保存施術+ 手術後
膝の治療後に、股関節に痛みを訴える方がいらっしゃいます。半月板や靭帯損傷などから膝をかばうことで、股関節にも負担が来ているようです。
ご相談いただいたのは、60代の女性です。医療機関では股関節唇損傷との診断で関節鏡による手術を施行されています。
過去には前十字靭帯損傷、膝の半月板で手術をされた経験がありました。その影響が股関節に訪れたのでしょう . . .

股関節唇損傷の手術後の方たちが全国からおみえになります。取り上げること自体躊躇してしまいますが、これ以上増やしてはなりません。
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この手術の大きな問題をまさに表現して下さっています。手術の適応判断、手術後のリハビリ体制、執刀医との連携など、(現時点では)課題が山積みのように感じます。
ginzaplus 佐藤正裕(理学療 . . .

今月はインドでの国際学会へ出席し、月末は日本の股関節学会へ参加してきました。インドの内容は現在まとめてますので、また勉強会などでご紹介させていただきます。昨日までの股関節学会では、興味があった演題「臼蓋形成不全と進行との関連」と「股関節唇損傷の手術への要否」に関する報告を聴講できましたので、少しだけご紹介させていただきます。
前半の臼蓋形成不全と進行 . . .

保存施術+ 手術を回避
股関節唇は年齢とともに衰える組織です。治療対象とすべきかどうか、保存施術を経て確認してみる必要があるでしょう。
ご相談いただいたのは70代の男性です。医療機関では股関節唇損傷を診断され、手術を勧められています。
きっかけとなったのはゴルフのラウンド中です。突然、脚が抜けるように体重がかけられなくなり、歩くことも困難となりお越しいただきました。こ . . .