
それぞれの得意分野で痛みの除去に乗り出します。
人工関節が得意な先生は人工関節に置き換えることで痛みを取り除きます。骨切り手術が専門の先生は、関節を新たに作り上げることで、痛みの解消を目指します。同じように、再生医療の先生方は、すり減った軟骨を再生させたり、動作分析のスペシャリストでもある我々理学療法士は、動きのエラーをいち早く見つけ出し痛みの解消に . . .

基本的には、お越し下さる皆さまのご都合を優先し予約をお取りしているため、昼に、食事に出掛けることはほとんどないのですが、先日たまたま時間ができたので外でランチをすることに。
決まっていくのはいつも同じところです(ハズしたくないので、笑)。
食後に時間があったので近所を散策。
以前から気になっていたお店がオープンしていたので、覗いてみること . . .

大変ご好評をいただきまして誠にありがとうございます。
改めて今年9月に発売された新刊の紹介です。
今回は雑誌のような作りで、見開きでA4サイズのフルカラーバージョンです。これまで書籍でご案内していた内容をギュッと凝縮するとともに、新しく「NG動作(股関節症の方にとってだめな動き方)」を付け加えました。
変形性股関節症を進行させてしまってい . . .

股関節痛を解消させる手段に「骨切り手術」という方法があります。
文字通り骨を切ったり筋肉を縫い合わせる手術ですが、これにより日本人に多いとされる形成不全の屋根を新たに作ろうとした目的があります。
骨切り手術もできる先生、できない先生がいらっしゃいますし、専門的な知識と技術が必要です。誰でもできる手術方法ではありませんが、診察を受けた先の . . .

先天性股関節脱臼の既往がある場合には、かなりの高い確率で将来的に変形性股関節症から手術の選択を迫られることが報告されています(股関節学会から)。
痛みそのものは、幼少期にすでに抱えている方もいらっしゃいますが、大人になって、ライフイベントが重なることで症状が現れることもあります。
今は少なくなりましたが、昔の写真を眺めながら小さい頃にギプス . . .

先週は福岡での年に2回の出張施術があり、その週末には、2日間に渡って開催されました日本股関節学会学術集会に参加させていただきました。
2016年の診療ガイドラインの変更以降、日本の股関節会における現状を知る上でも非常によい勉強の機会となりました。
当日は、海外からの整形外科医師による人工股関節と股関節鏡による手術に関する講演を2つ、そのあと . . .

変形性股関節症の痛みにも、手術が必要な場合とそうでない場合が存在します。
もちろん、ご本人の希望にもよりますが、現在の症状に対して果てしなく目標が高い場合には、手術が有効な場合もありますし、逆に、日常生活さえ行えればよい、そうお考えの場合なら、わざわざ手術を行わなくてもよくなることがあります。
ご相談いただいたいのは、50代の女性です。
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股関節痛の原因にも「身体」の問題と「心」の問題、両方の問題が混在していることがあります。
国際疼痛学会(IASP)では痛みとは、「実際の組織損傷もしくは組織損傷が起こりそうな時に付随する不快な感覚および情動体験、あるいはそれに似た不快な感覚および情動体験」と定義されます。つまり、長引く痛みの正体は単に関節(=身体)の問題だけにとどまらず、家族 . . .

変形性股関節症も、初期であれば時間をかけずに速やかに改善が期待できるものの、進行期や末期ともなるとそれなりに時間がかかることがあります。
跛行に代表されるように身体的な乱れが現れるだけではなく、心にもその影響が及びます。それでも時間をかけて、じっくりとご自身の身体と心と向き合えるようになると、自ずと結果がついてきます。
進行期〜末期とも . . .

ちょっとした違和感、痛みの影響が徐々に現れるのが普段の「歩き方」です。
ご自身が気が付くことなく、次第に股関節に負担をかけるようになります。日々、無意識に行われる動作だからこそ、初期の段階でしっかり歩きの基礎を学習しておきましょう。
ご相談いただいのは、30代の女性です。
幼少期からあぐらが苦手であり、内股傾向。出産と子育てを経て初めて股 . . .

股関節痛を抱えるようになると、痛みをかばって股関節を動かさないようにして歩くことから、独特な動きをします。
脳血管障害に代表されるような麻痺による歩き方とは異なりますし、パーキンソン病のようなすくみ足とも異なります。また同じ関節症でも、変形性ひざ関節症とも異なる歩き方をします。
一般の方からすれば、どれも同じように映るかもしれませんが、 . . .

ご存知の方も多いかもしれません。上のデータは各国の平均座位時間です。
日本が突出していますね(日本は予想できましたが、個人手的にはサウジアラビアが気になります...)。
座り時間が長くなることで1番ダメージを受けるのは、股関節です。体重のほとんどが股関節に覆いかぶさるように伸し掛かってきます。股関節症の方に共通する問題として「一歩が出し . . .

東京は久々にクーラーのいらない朝を迎えております。今朝は本当に清々しくて、爽やかですね。
さて、私が通っているジムの入り口にこんなデータが貼ってありましたので、紹介させていただきます。
比較的最近のデータですが、コロナ禍の影響が数字にも現れています。
ちょうどこの頃、ginzaplusでも、股関節痛を訴えご相談いただく方が多くいら . . .

先日の敬老の日の記事です。
日本は2007年に超高齢化社会に突入し、世界一の長寿国です。健康的な日本食と保険制度の充実がその背景にありそうですが、ただ、長生きするのではなく、「どう生きるのか」も同時に考えていかなければならないように思われます。
その上で、我々理学療法士には何にどんな貢献できるのか。その可能性を探っています。
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先日は株式会社積水ハウス様から会員様向けの雑誌掲載の依頼を受け、股関節についての記事を書かせていただきました。
股関節から人生が変わる。
一生歩ける身体作り、疲れにくい身体の獲得に、お役立ていただければと思っております。
ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)

東京も朝夕はだいぶ秋らしさを感じられるようになりました。皇居を走っていても、空気の重さが8月とは全然違いますね。
さて、4年前の今頃は東京でもラグビーワールドカップの開幕戦が行われ、当時自転車通勤の私も帰宅時に、甲州街道の電光掲示板に「ラグビーワールドカップ開催のため渋滞中」の文字に興奮したのを覚えています。
ちょうど東京スタジアム(今でも . . .

今年に入って変形性股関節症に対する再生医療のご相談が続いています。
先日は関西方面からお電話でのご相談がございました。
関西の医療機関で再生医療のセット(PRP、幹細胞)を申し込み、治療を受けていらっしゃったようでしたが、治療後の激痛がおさまらず、結局、人工関節の手術の決断をされたそうです。
また別の日には、私が担当させていただいていた方 . . .

40~50代で転倒による股関節の骨折が増えています。
主に、大腿骨の頸部骨折ですが、私が大学病院に在籍していた当時は、70代を中心とした高齢者の疾患として捉えていました。今や一回りも二回りも若返り、若い方たちに増えています。私たちの世代も例外ではありません。うっかり転んでしまった結果、人工関節に至ることもあるのです。
ご相談いただいたのは、50 . . .

慶応の優勝で幕を閉じた今年の甲子園。我が家には、東北出身で慶応卒業生もおりましたから両校への応援、連日LINEが賑わってました。私たちの世代の感覚では、練習量が多く、とにかく練習をやれば上手になると考えられていましたが、全く逆の立場の球児たち。スポーツ界にも新たな旋風が起こりそうですね。
さて、ライフワークの一環として密かに続けているのは、ジュニ . . .

今週は、撮影と商品開発についての打ち合わせがありました。毎回、多方面からも色々とお声かけて下さり誠にありがとうございます。ニーズがあれば応えたいですし、世の中にあったら便利でためになる情報をこれからも発信し続けてまいります。
2008年に初めて出版させていただいた、こちらの本。これまでにも健康雑誌などで単発の取材はありましたが、ま . . .