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[骨切り手術] それぞれの打開策

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[骨切り手術] それぞれの打開策

更新 2023年11月18日(土)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #股関節の手術  #合併症・後遺症  #骨切り 

接骨院がきっかけ

股関節痛を解消させる手段に「骨切り手術」という方法があります。

文字通り骨を切ったり筋肉を縫い合わせる手術ですが、これにより日本人に多いとされる形成不全の屋根を新たに作ろうとした目的があります。

骨切り手術もできる先生、できない先生がいらっしゃいますし、専門的な知識と技術が必要です。誰でもできる手術方法ではありませんが、診察を受けた先の医療機関や紹介先でこうした手術が勧められることがあります。

骨切り手術についてもメリット、デメリットが存在しますので、この辺りを詳細に説明してもらいましょう。

ご相談いただいたこちらの方は、手術日まですでに決まっていましたが、近所の接骨院にかかられ、痛みが軽減されたとのことで手術をキャンセルをされました。その後、ginzaplusへもお越しいただき、 レントゲン画像と運動機能から、私も、手術は不要であるとアドバイスさせていただきました。

形成不全だけで股関節が悪くなることはありません。痛みを取り除けて、後は、年齢に見合った筋力さえあれば大丈夫です。これからも、ご主人と色んなところへ出掛け、手術を宣告された記憶など忘れ去っていただきたいと思っております。

ginzaplusがきっかけ

こちらの方も、手術をすべきかどうか悩んでお越しいただきました。

レントゲン画像を拝見させていただくと確かに進行しかかった状態ではありましたが、まだまだ原型は留めています。これからが勝負、といったところでしょうか。

今後の生活でかばい跛行が続けば、おそらく進行は避けられないでしょう。ただ、今後も、可動域や筋力を維持し続けるよう努力を続ければ、想像もしなかった世界が待っているかもしれません。

はじめにセカンドオピニオンでご相談いただき、レントゲン画像で、現状と目標を確認した上で方向性に納得し、施術を開始。施術も10回を重ねる頃には、日々の努力の成果もあり、ご本人の満足のいく程度にまで仕上がってきています。

先日の定期検診でも担当医も驚かれるほどの回復をみせ、レントゲン上も大きな変化もなく、これもまた安心材料です。

先日の股関節学会に出席させていただいた際にも感じたのですが、手術をすべきかどうかの判断は先生によってもかなり違います。この決断を一般の患者さんもしなければならないかと思うと、多くの情報が必要です。

手術回避のポイント

ひとつ、私からのアドバイスとしては、今までの経験でもそうですが、どんなに骨が悪くても、軟骨の隙間がなくなったとしても、痛みさえなく動ける様子を診察室でご披露できれば、まず、手術を宣告した医師でも手術を強く勧めることはないはずです。

医療機関にかかることも必要ですが、同時に、手術の回避を目指すならば、このレベルを目指しましょう。

次回の診察日まである程度の猶予を定め、その期間までに、ご自身の中でどんなブレークスルーを起こせるのか。

ここが、手術回避の決め手となりそうです。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



更新 2023年11月18日(土)
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