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[施術事例] 50代 臼蓋形成不全

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[施術事例] 50代 臼蓋形成不全

更新 2023年12月09日(土)
カテゴリ 施術事例
ハッシュタグ #バレーボール  #臼蓋形成不全(寛骨臼形成不全)  #変形性股関節症 
それぞれの得意分野で痛みの除去に乗り出します。

人工関節が得意な先生は人工関節に置き換えることで痛みを取り除きます。骨切り手術が専門の先生は、関節を新たに作り上げることで、痛みの解消を目指します。同じように、再生医療の先生方は、すり減った軟骨を再生させたり、動作分析のスペシャリストでもある我々理学療法士は、動きのエラーをいち早く見つけ出し痛みの解消に努めます。

ginzaplusでは主に「動いて治す」という考え方を主軸に、できる限り廃用症候群(可動域制限や筋力低下、移動能力の衰退など)に陥らせないように、速やかに各症状の改善を目指します。

ご相談いただいたのは、50代の女性です。股関節痛を抱え2つの医療機関で手術を勧められています。ただ、レントゲン上を拝見する限り、そこまで悪くないように思われました。安静による多少の動きの制限は残りそうでしたが、十分に復活できる股関節です。セカンドオピニオンで現状と目標を確認した上で、保存施術を開始。

2週間毎に施術を行い4ヶ月後の様子です。
元々ぺちゃんこ座り(割座)やあぐらがかけなかったことも影響し、股関節痛が本格的に出始めたのが40代後半になってからです。歩き方にも年々変化が訪れ、左脚のひざ下を外側へ回すような癖が染み付いていました。

保存施術では、まずは、これまでの長年の癖による筋肉のこわばりを解消させながら、正しい股関節の使い方をマスターしていただくことで、きちんと正しく歩けるよう各種トレーニングを実施いたしました。

ストレッチでは、とにかく動く範囲で大きく動かすこと。筋力トレーニングでは、自分の体重くらいは支えられるようになること。バランストレーニングでは、左右前後への刺激にもまっすぐにバランスを保てるようになること、など。

まだまだ課題はありますが、積極的にトレーニングを進めたことで、歩容は改善され歩行速度もアップ。これならば、とご本人にも満足いただいております。

今後の目標はバレーボール復帰です。

先日の施術時にも「ブログで取り上げてもらうのが、夢だった」とお話しして下さったように、常に前向きでいらっしゃいます。

こうした結果に辿り着けるのも、皆さんの努力のおかげです。いつも一生懸命にトレーニングに励んで下さり、本当にありがとうございます。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



更新 2023年12月09日(土)
カテゴリ 施術事例
ハッシュタグ #バレーボール  #臼蓋形成不全(寛骨臼形成不全)  #変形性股関節症 

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