
今日は「ひざ」関節症に関する情報をお届けしましょう。2022年、アメリカのリウマチ系学会からの報告です。
海外では、ひざ関節症も股関節症と同じように専門学会では扱われます。患者数も圧倒的にひざ関節症の方が多く、研究自体もより多くのエネルギーが注ぎ込まれます。最近話題の再生医療も、ひざに関する研究発表は沢山ありますが、股関節については極々僅かな状態 . . .

沢山の新年のご挨拶を誠にありがとうございました。その後の様子をお聞かせいただけることは、私にとってもとても勉強になります。
おふたりの方から、同じようなコメントが添えられていました。
「先生に背中を押していただき感謝申し上げます」
「先生の後押しのお陰です。ありがとうございました」
実はおふたりとも、私から手術をご提案させていただいた方 . . .

年末は、千秋楽を迎えたブロードウェイミュージック「シカゴ」を堪能してきました。本場のダンス、演奏、歌、どれもが最高でした。日頃の感謝を込めて妻を誘ったのですが、彼女は全米一位に輝くダンスチームの一員、ニューヨークも含めもう何度も観ているとのこと(苦笑)。残念ながら、サプライズにはなりませんでしたが、お互い清々しい気持ちで新年を迎えることができました . . .

先日は、整形外科の先生にお越しいただきました。
日本の整形医療の現状や手術のこと、ginzaplusの活動についても共感して下さり、私にとっても、とても有意義なセッションとなりました。
そして、もうひとつ嬉しい報告が。
2年前から定期的に片道5時間かけ車で通って下さってた方が、この度、新たな生命を授かりました。
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変形性股関節症との診断を受けると、その先にどんな将来が待ち受けているのでしょうか。
今年発表された変形性股関節症の将来を見据えた研究論文です。
皆さんも耳にしたことがあるでしょう。
サルコペニアやフレイル、骨粗鬆症。どれも健康寿命を脅かすリスク因子でありますが、変形性股関節症を診断された皆さんにとっては、この「フレイル」と最も関係 . . .

変形性股関節症を診断され10年以上も経過してくると、ご自身の痛みを上手にコントロールできるようになってきます。アクセルの踏みどころとブレーキ加減が絶妙であり、ご自身能力に合わせ無理せず、自制しながら、時折訪れる違和感や痛みにも適切に対処できる術が身に付いてきます。
こうした経験を積んでくると、診断された当初の絶望感や悲壮感はなくなり、病識を備え、 . . .

サッカー日本代表校好発進ですね!皆さんはご覧になっていらっしゃいますか。
今日は「アスリート」と「変形性関節症」の関係性について考えてみたいと思います。
昨年2021年、アメリカから発表された報告です。対象は、2016年のリオ五輪に参加した全アスリート(11274人)のうち320人。四肢(手首、肘、肩、足首、膝、股関節など)の関節のMRIを . . .

東京は秋晴れが続いております。朝はひんやりしますが、日中は気温も上がり、過ごしやすい季節となりました。変形性股関節症の皆さんにとっても天然のサプリメント、ビタミンDを吸収するのに絶好の機会です。
さて、人生も折り返し地点に差しかかり、子供も親元から巣立っていくと、パートナー・夫婦との関係性がより大切であるのかがわかるようになります。時に自立し、お . . .

股関節痛との歴史は振り返れば2008年に遡ります。
当時は参考にする書籍も少なく、経験に頼らざるを得ない環境の中、唯一光を放っていたのが世界の変形性関節症のガイドラインです。OARSIやACR,またEULARなど世界の関節症に関する学術団体は、エビデンスに基づいた、安全で効果な方法をまとめ報告していました。それから約15年が経ち、昨夜もオンライン . . .

先日、ある会合に出席させていただいたときに元日本代表の選手とお話しすることができました。
仕事の流れから「股関節」にまで話題が及び、こちらの選手も臼蓋形成不全、時々、股関節の違和感を悩まされていたようでした。当時のチームトレーナーさんにお世話になりながら、大きな怪我や手術もなく、無事に現役を終えられたようです。
臼蓋形成不全だからといって、 . . .

ginzaplusでは、手術後のリハビリ依頼も承っております。
手術をしても痛みがとれない、歩き方が治らない、脚長差への対応をどうしたらよいのか、不安やお困りの際はぜひご相談下さい。
特に歩き方に関してはこだわった施術を行っております。ご希望がございましたら、予約表からお申し込みをいただくか下記お問い合わせフォームよりご相談下さい。どうぞよ . . .

新型コロナウイルスの感染拡大により世界経済は戦後最悪の経済危機を迎えているといわれています。
経済面では株価の暴落、外出規制や渡航制限が加えられたことで人同志の交流が減り、自殺者が増え、現在でもうつ患者が増大していると報告されています。
また最近になって銀座の街中を見回しても、脚を引きずって歩く方を多く目にするようになりました。
自宅 . . .

まだまだ暑い日は続きますが、だいぶ過ごし易い季節になりましたね。来週末は北海道に移動します。
さて、運動の秋、変形性股関節症を診断された皆さんにとってもウォーキングは大切です。before/afterでご紹介している通り、この病気が怖いのは、うっかり歩かない生活に陥ることで歩き方すら忘れてしまうのです。
実際に皆さんの施術の通じて頻繁に聞か . . .

変形性股関節症の専門家会議においては、
変形性関節症の痛みは解消される。但し、変形性関節症の発症原因は未だ解明されておらず。
こうしたスタンスで議論が進められています。
ですので、進行期や末期であっても痛みが解消されることはなんの不思議でもなく、むしろあり得ることであり、そこに疑問を持つことさえありません。ただし、変形性関節症がど . . .

先週はブログをお休みさせていただきまして申し訳ございませんでした。本日から再開いたします。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
今日は「手術後の経過」について考えてみたいと思います。
研究論文を読んでみたり股関節学会にも参加し専門医の先生方の意見に聴講してみたり、私自身もこの場で実際の手術後の方たちに日々お会いしてきました。骨切り手術 . . .

痛みの回復までの期間については、診断名と症状別にginzaplusのWEBサイトにまとめております。
施術を申し込まれる際にはぜひご参考になさって下さい。下記「事例紹介」に取り上げていないようなケースでは、ginzaplusの専門外です。私の勉強不足でもありますが、医療機関の専門医にご相談いただきますようお願いいたします。
事例紹介:htt . . .

変形性股関節症も、軟骨も十分にあり骨の変形がないような方でも、もの凄い強い痛みを訴えたり、反対に、軟骨もなく骨が変形しているような方でも、ほどんど痛みを訴えないような方がいらっしゃいます。
この違いは、一体何でしょうか。
変形性股関節症とは、一般に慢性化しやし疾患ではありますが、こうした痛みのメカニズムについては意外と専門家の間でも見落とさ . . .

変形性股関節症の痛みも、初期の段階で、適切な処置を施すことができれば、速やかに解消されることができます。ただしこれも、はじめの導入の段階が極めて重要で、最初でつまづいてしまうと、症状の進行を招き恐れがあります。
初期は初期で終わらせるためのポイントを、今日は皆さんから寄せられるコメントをヒントに考えてみたいと思います。
まず大切なの . . .

「股関節唇損傷」との診断であっても、関節唇そのものに痛みが存在しないことがあります。
では、どうして関節唇が損傷するに至ったのでしょうか。これは、股関節唇損傷に限らずですが、股関節から痛みが発するからには何か原因があるはずです。その原因を追求する姿勢こそが、保存療法でも大切です。
・怪我によるものか
・加齢に伴うものか
・姿勢や歩き方、 . . .

どんな治療にも100%がないように、これは優れた医療技術を駆使しても同じことです。関節を正常に近づけたところで、人為的なミスは生じ得るものだし、完璧に取り揃えるのは難しいのでしょう。
人工関節による脚長差の問題です。
脚長差は、手術の後「早期」に生じたものか、あるいは、手術後「何年も経過して」生じたものかによって対処方法がわかれます。本 . . .