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[変形性股関節症] 座り時間と歩数の関係

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[変形性股関節症] 座り時間と歩数の関係

更新 2023年09月30日(土)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #変形性股関節症  #歩き方・歩行 

座り時間が長い生活

ご存知の方も多いかもしれません。上のデータは各国の平均座位時間です。

日本が突出していますね(日本は予想できましたが、個人手的にはサウジアラビアが気になります...)。

座り時間が長くなることで1番ダメージを受けるのは、股関節です。体重のほとんどが股関節に覆いかぶさるように伸し掛かってきます。股関節症の方に共通する問題として「一歩が出しづらい」「歩きづらい」と仰るのも、こうしたことが背景にあるためです。

また、変形性股関節症との診断を受けると、通常安静や無理をしないように指導されますから、追い打ちをかけるようにさらに座位時間は延長します。股関節へのダメージが数倍になって訪れるのも無理もありません。

歩くことが少なくなった生活

しかも、最近の人たちは、歩く歩数が減っているとの報告です。

指一本で何でもこなせる時代です。便利になったとはいえ、歩かなくなれば、股関節を使う機会さえ失われます。

座りっぱなしで窮屈な股関節に栄養と酸素を送り込めるのが、唯一、歩く場面だったはずです。このタイミングさえも奪われれば、股関節が衰えるのも時間の問題です。

ただ、前回、前々回のブログにもあったように、日本人は長生きをする民族です。「どういった人生を送りたいのか」、「人生の後半戦をどう迎えるのか」、健康への価値観も二極化し、移動手段としての歩きに対する執着も人それぞれ異なるように感じています。

股関節症と診断されたり、股関節痛を訴えご相談にみえる方たちの生活状況を伺いながら、日々、色んなことを考えてしまいます。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



更新 2023年09月30日(土)
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