今日はある方のブログをご紹介させていただきます。
初めて股関節痛を経験されたのは13歳。学生時代には松葉杖を処方され、医療機関にかかればどの医師からも手術を宣告されていました。2015年に初めてお会いした際には、「騙し騙しここまでもたせて来ました」と仰るように、すっかり筋肉はやせ細り、軟骨消失、骨嚢胞あり、骨も変形を来しているような状況でした . . .
股関節痛の原因には、様々なものが考えられます。
怪我や疲労。加齢に伴う関節の硬さや筋力低下。精神的な不安や焦燥感。
今回はスポーツによる股関節痛です。
ランニングやキック動作など度重なる股関節の運動により股関節を痛めることがあります。スポーツにおいては専門的にはグロインペインや股関節唇損傷と診断されることが多いかと思われます。
現地 . . .
最新の研究論文(2024年)からの報告です。
変形性股関節症の治療を正しく実践する上では、いわば、専門家の教科書ともいえる存在、診療ガイドラインに従うことが何よりも一番大切ですが、同じように、世界各国から発信される、最新の研究報告に目を通すことも必要でしょう。
今日ご紹介させていただくのは、ガイドラインにも似たような特徴をもつAppro . . .
2023年、昨年福岡で開催された股関節学会では、ある医療機関から、1442関節(再置換術106例含む)の手術を行い、合併症として手術後の脱臼が10例、手術中の骨折が15例、退院後転倒による再置換は1例、と報告され、手術後の成績としては良好であり、局所的な除痛や機能改善に有効であると報告されていました。
一方で、手術によって痛みを除去されたとはいえ . . .
大変お待たせしました。
第一便の出荷準備が整いましたのでご報告させていただきます。
Makuakeでご注文いただきましたおしりのコリほぐしクッション「ディープ6®」。
ご注文いただいた順に発送させていただきます。
改めまして、この度は応援注文を誠にありがとうございました。予想を遥かに上回るご注文数に大変驚いております。それだけ日 . . .
今このブログは、経由地のドバイより書いています。コロナ禍を経て、世界は様変わりしています。日本でももっとできることがあるのではないか、と問題意識を持ちながら、日々学んだきた事柄をノートにまとめています。同時に、この先の時代の過ごし方、振る舞い方、生き方を考えるいいきっかけともなりました。今回は中東を経由をし、途中大洪水で空港が完全にストップ。さらにいく . . .
所属や働き方により様々かと思いますが、私が学生時代からこの仕事を続けていく上で特に大事にしているのが、以下の3点です。
1. 世界の研究論文を読み込み、専門性を深める
2. 国際学会に参加し、世界のスタンダードに触れる
3. 1と2をベースに圧倒的な施術成績を積み重ねる
来週からは2番、7年ぶりにヨーロッパへ出かけてきます。
. . .
先日は大雨の中、お越し下さいまして誠にありがとうございました。
普段両杖の方は杖なしに挑戦!それでもかなりきれいに歩かれていましたので、たまには、こうしたチャレンジも必要なのでしょう。
さて、先日初めてお越し下さった方です。
症状が出始めたのは10年ほど前。最近では医療機関にかかり変形性股関節症との診断を受け、ショックを受けていらっしゃい . . .
何でもそうですが、施術前後の効果を求められます。
ginzaplusでは、皆さんの主観的な痛みの強度もそうですし、客観的な指標から歩き方も施術前後で評価しています。
今回開発したディープ6にも効果を引き出す魅力が沢山詰まっています。
そのうちのひとつが、FFD(Finger Floor Distance:指床間距離)テストです。
デ . . .
2008年に独立し、2009年から本格的に活動開始。2015年に銀座7丁目から4丁目へ移転し、この間、色々な方に声をかけていただき、テレビに出演させていただいたり、本を書かせていただいたり、理学療法士としては十分過ぎる程の活躍の場を与えていただきました。そして何より、開業当初より定期的に通い続けて下さる皆さまには改めて感謝申し上げます。
昨日初め . . .
海外では「肥満」が股関節症の発症因子であり、「重労働」に携わる職種もリスクがあるといわれています。
一方でここ日本では、食生活の影響もあり海外のような肥満体型による発症例は少なく、それよりもむしろ細身の方にも多く発症している印象を受けています。
なぜでしょうか。
先日、初めて遠方より飛行機でお越し下さった方はご自宅ではピアノ教室をされ . . .
皆さんは、どのような靴を履いていらっしゃいますか?
私が股関節症を専門に取り組み始めた当初、60~70代の方たちを中心に、木靴のような固い靴を履いていらっしゃるのが印象的でした。いわば、股関節症の方では定番であったような靴です。
最近になって目立つのは、踵(かかと)が高くなったウォーキングシューズ。施術の際にもよくみかけます。
靴 . . .
股関節痛を解消させる手段に「骨切り手術」という方法があります。
文字通り骨を切ったり筋肉を縫い合わせる手術ですが、これにより日本人に多いとされる形成不全の屋根を新たに作ろうとした目的があります。
骨切り手術もできる先生、できない先生がいらっしゃいますし、専門的な知識と技術が必要です。誰でもできる手術方法ではありませんが、診察を受けた先の . . .
先天性股関節脱臼の既往がある場合には、かなりの高い確率で将来的に変形性股関節症から手術の選択を迫られることが報告されています(股関節学会から)。
痛みそのものは、幼少期にすでに抱えている方もいらっしゃいますが、大人になって、ライフイベントが重なることで症状が現れることもあります。
今は少なくなりましたが、昔の写真を眺めながら小さい頃にギプス . . .
先週は福岡での年に2回の出張施術があり、その週末には、2日間に渡って開催されました日本股関節学会学術集会に参加させていただきました。
2016年の診療ガイドラインの変更以降、日本の股関節会における現状を知る上でも非常によい勉強の機会となりました。
当日は、海外からの整形外科医師による人工股関節と股関節鏡による手術に関する講演を2つ、そのあと . . .
股関節痛の原因にも「身体」の問題と「心」の問題、両方の問題が混在していることがあります。
国際疼痛学会(IASP)では痛みとは、「実際の組織損傷もしくは組織損傷が起こりそうな時に付随する不快な感覚および情動体験、あるいはそれに似た不快な感覚および情動体験」と定義されます。つまり、長引く痛みの正体は単に関節(=身体)の問題だけにとどまらず、家族 . . .
変形性股関節症も、初期であれば時間をかけずに速やかに改善が期待できるものの、進行期や末期ともなるとそれなりに時間がかかることがあります。
跛行に代表されるように身体的な乱れが現れるだけではなく、心にもその影響が及びます。それでも時間をかけて、じっくりとご自身の身体と心と向き合えるようになると、自ずと結果がついてきます。
進行期〜末期とも . . .
股関節痛を抱えるようになると、痛みをかばって股関節を動かさないようにして歩くことから、独特な動きをします。
脳血管障害に代表されるような麻痺による歩き方とは異なりますし、パーキンソン病のようなすくみ足とも異なります。また同じ関節症でも、変形性ひざ関節症とも異なる歩き方をします。
一般の方からすれば、どれも同じように映るかもしれませんが、 . . .
ご存知の方も多いかもしれません。上のデータは各国の平均座位時間です。
日本が突出していますね(日本は予想できましたが、個人手的にはサウジアラビアが気になります...)。
座り時間が長くなることで1番ダメージを受けるのは、股関節です。体重のほとんどが股関節に覆いかぶさるように伸し掛かってきます。股関節症の方に共通する問題として「一歩が出し . . .
東京は久々にクーラーのいらない朝を迎えております。今朝は本当に清々しくて、爽やかですね。
さて、私が通っているジムの入り口にこんなデータが貼ってありましたので、紹介させていただきます。
比較的最近のデータですが、コロナ禍の影響が数字にも現れています。
ちょうどこの頃、ginzaplusでも、股関節痛を訴えご相談いただく方が多くいら . . .