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[施術事例] 50代 股関節唇損傷 メンタル

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[施術事例] 50代 股関節唇損傷 メンタル

保存施術+ 手術を回避
家族や友人の股関節痛との闘病経験をご自身の症状と照らし合わせるかのように、事態を重く受け止めてしまうこともあります。

ご相談いただいたのは50代の女性です。誘因なく発症した股関節痛です。4つの医療機関を訪ねましたが、異常所見は確認されず原因不明と診断されています。唯一、最後に訪ねた専門病院で股関節唇損傷(疑い)を示唆され、お越しいただきました。

保存施術を開始し計12回、約1年後の様子です。

施術前

ご自身の判断で4点杖を使用されています。痛みの訴えが非常に強く、ご主人の送迎が必要です。全ての刺激に対して過敏であり、当初は、運動を行えるような状況ではありませんでした。

施術後

1年が過ぎようやく杖なしで外出ができるようになりました。お仕事も再開されています。ただ、歩きとなるとまだ不安そうな様子も確認されます。

股関節疾患を疑わせる所見もなく、受傷起点もない中で発症した股関節痛です。詳細に経過をお聞きすれば、ご家族の人工関節の手術体験がトラウマになっているようでした。

痛みとは骨の変形や筋肉など器質的な問題だけでなく、精神的な要因も多分に含んでいます。コミュニケーションをとりながら信頼関係を構築し、運動療法へと漕ぎ着ける工夫も必要でしょう。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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