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[人工股関節のリスク] 手術後の受診率

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手術後のリスクについては以前にも述べましたが、文献的等でも多く指摘される通り「再置換」や「脱臼」など存在します。ただこれらのリスクは、私の経験でもごく僅かであり、実際に手術を受ける方へは、基本的にはあまり気にし過ぎないようお話しさせていただいております。

人工股関節術が盛んなアメリカからの報告です。アメリカでもやはり術後のリスクを最小限に抑えるために、手術後のフォローアップが重要と考えています。研究結果からは、日本の現実とはかなりかけ離れているようにも思われます。

Jay R.Lieberman, MDet al. Total Hip Arthroplasty Surveillance: The Journal of Arthroplasty 2011 Vol.26 No.8


手術後の初めての受診は術後6週間経ってからが最多で48.2%。
2回目以降となると、2年以上も空いているようです。

人工股関節の手術には、手術後の合併症・後遺症が様々報告されていることからも担当医との良好な関係のもと、継続的なチェックは不可欠であると考えています。
ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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