ブログ

[研究論文] 立ち上がった後の1歩が出ない

ブログ検索#関節リウマチ

[研究論文] 立ち上がった後の1歩が出ない

ある研究報告によれば、
「座位での作業を続けると、筋肉にだるさを感じ、そのまま継続すると、筋肉の張り、痛みへと疲労感が変わり、筋肉が震えてくる」
Reference)小木:疲労から休息への移行 科学 47,1970

さらに、
「同一姿勢を維持するために持続的な筋収縮を必要とする場合、最大筋力の30%以上では筋に血流がほとんど流れず、最大筋力の5%であっても血流への影響がある」

これで全てが納得ですね。座っていること自体、身体にとっては毒なのです。

立ち上がった後の一歩がでない理由もまさにここに書いてありますね。

一番わかりやすい例は、正座です。

幼少期に長い時間座らされ、脚の痺れから感覚がなくなり、立ったときには力が入らない、幼いながらに経験した思い出ありませんか。本来立ち上がるほどの筋力があるはずなのに、その力すら出なくなってしまうのです。

座り続けることがいかに身体への負担を作っていたか、もうイメージできたのではないでしょうか。

佐藤正裕(理学療法士)



最新記事






▼「ブログ」その他のコンテンツ
全カテゴリ 股関節の保存施術 施術事例 お知らせ メデイア プライベート
Copyright © 2004-2024 ginzaplus | 当サイトの全コンテンツは著作権法、関連条約・法律で保護されており、無断での複製・転載・転用を固く禁じます。| 利用規約 | 個人情報保護方針
Web System & Design by R-Crafz