ブログ

ダンサーの抱える痛み

ブログ検索#ダンス

ダンサーの抱える痛み

股関節の動きに問題がないのに痛みを抱えてます。

ダンサーの方たちです。

股関節の動きには制限はありません。柔軟性は正常の人以上にあります。ベッド上で「寝た状態」での計測には問題がありません。
しかし「立った状態」では、股関節の動きに制限がみられ痛みが伴うのです。

この違いって一体何でしょうか。

1つには「姿勢」が関係しています。
寝たときにはベッドを利用して、背中を真っ直ぐにリラックスして動かせるのですが、立った途端に、重力に負け余計な筋肉に緊張を作るのです。

これが、痛みの原因です。

特にダンスの基本でもある、股関節の外転や外旋、この運動で痛みを訴える方が多いですね。

大切なのは、股関節を安定させ、骨盤の位置をニュートラルに保ち、さらに余裕があれば股関節の動きをイメージして操作することです。
お尻や腹筋の力がない方では、重力に逆らえず、上記写真のような大きく骨盤を前に滑り出し、お尻を突き出さたような格好になりやすいようです。

これでは、股関節がスムーズに動いてくれません。仮に、今動かせていてもいずれ限界が訪れるでしょう。
股関節から骨盤の位置関係を意識しながら、身体に自然の波を作るかのように、身体を動かせるようにしましょう。

外旋から外転が入りやすい骨盤の角度、股関節の位置関係をマスターできれば、もう安心です。

よくバレエの先生がたは「骨盤を釣り上げるように」「もっと骨盤を引き上げて」とおっしゃいますね。まさにあれですね!

佐藤正裕(理学療法士)



最新記事






▼「ブログ」その他のコンテンツ
全カテゴリ 股関節の保存施術 施術事例 お知らせ メデイア プライベート
Copyright © 2004-2024 ginzaplus | 当サイトの全コンテンツは著作権法、関連条約・法律で保護されており、無断での複製・転載・転用を固く禁じます。| 利用規約 | 個人情報保護方針
Web System & Design by R-Crafz