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ダンサーのための運動学

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ダンサーのための運動学

更新 2009年04月21日(火)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #保存施術  #ダンス  #バレエ・新体操 
バレエの先生からも多くのご相談が寄せられます。股関節の痛みで悩んでいらっしゃいます。

元々バレエ経験があり柔軟性の高い方では、何でもできてしまうので、おそらく苦労が少なかったのだと思われます。ただし、股関節を痛めてお越し下さる方先生方は、その動かし方の基本となる考え方をお忘れのようです。

例えば、股関節を広げる運動(=外旋)も、柔軟性の高さだけでこなせてしまいます。でも本当は、骨盤を引き上げ、そこから股関節の深部のインナーマッスルを働かせ、股関節の骨頭を臼蓋側へちゃんとおさめ、そして、きれな外旋運度が完結されるものです。

それが、柔軟性の高さだけで勢いを利用してできてしまうので、骨盤を極端に前傾したままで行なったり、インナーマッスルのスイッチが入らない中で実践できたり、得意な前腿と外側だけに頼ってみたり...。頻繁に遭遇するトラブルです。

知っていただきたいのは「股関節の運動学」。

基本中の基本ではありますが、バレエのような身体にとってとてもよい運動をしているからこそ、その知識を身に付け、身体で表現できたのなら最高ですね。高度な運動だからこそ教室に通われる生徒さんや元々身体の硬い方に対しては、運動学に沿った考えで進めていかないと怪我のリスクもあるでしょう。

元々柔軟性の高い方では、痛みの真の原因を知るためにも重要な基礎知識だと思われます。

佐藤正裕(理学療法士)



更新 2009年04月21日(火)
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