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変形性股関節症 両側人工関節

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変形性股関節症 両側人工関節

更新 2020年05月25日(月)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #人工関節  #保存施術  #股関節の手術  #大腿骨頭壊死症  #ダンス 
さて、今日は手術後に関するご相談です。私は、常に心がけているのは、お越し下さった皆さまへは、必ず、変形性股関節症には2つの治療方法があることを説明しています。一つは、ginzaplusが得意とする保存施術。そして、もう一つは手術、外科療法についてです。

保存療法は、いかなる状況においても、変形性股関節症と診断された患者さんに対しては、平等に、提供されるべき情報、手段だと思っています。というのも、手術後に、保存療法があるのを知った方は、非常に後悔される方が多いからです。こうした方法があるのならやっておきたかった...と。手術についても、近年の外科療法も益々進歩をしています。歯をインプラントにするのが抵抗がないように、人工関節を身体へ入れることへ恐怖感がない方へは、手術に関する情報も同様に提供するようにしています。また、これまでもこちらのブログでも触れてきましたように、症状そのものよりも、社会的な問題(家族の理解、復職、意欲/やる気など)により、どうしても手術を避けられないケースも存在します。そうした場合においても、手術に定評がありリハビリへも協力的な医療機関をご紹介するようにしています。

そして、最も大切なことは、もし、万が一、手術になった場合のリスクを知っておくことです。股関節というのは、その機能柄、片側を行えば、いずれ反対側が待っています。両側手術に至るケースがほとんどです。それと、両側同時に行ったとしても、関節そのものに問題がなくても、扱い方によっては痛みや違和感を伴います。先日コロナの前ですが、両側人工関節にした方と食事をしていましたら、今は痛みもなく、仕事もできるしスポーツもできる、ただ「何かある」、存在感を訴えると表現されていました。
最終的な決断が、手術であろうとなかろうと、結局は、その後もメンテナンスが必要になるのでしょう。両側人工関節に置き換えてしまえば、まず、関節そのものの痛みはなくなります。但し、行き過ぎた動きや不活性が続けば、関節以外へも負担を招くことになるのです。

手術といっても、パーツの入れ替えただけでは、済まされない問題も存在します。運動習慣がある方では、怪我をした、あるいは、手術を施した影響が、他の関節に及ぼす影響を自らの経験でご存知のはずです。特に股関節は、一回メスを入れると複数回経験される方もいらっしゃるように、少なからず腰や膝など他の部位へ影響を与えるため、影響を最小限に食い止められるように、日々のメンテナンスは今後も欠かせないでしょう。
ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



更新 2020年05月25日(月)
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