
保存施術+ 手術を回避
変形性股関節症の「3大兆候」
1)脚が広がらない「可動域制限」
2)しゃがんで立てない「筋力低下」
3)真っ直ぐに歩けない「跛行」
こうしたサインが現れたならば、変形性股関節症へと突入させないためにも今すぐに解消させましょう。
ご相談いただいたいのは、50代の女性です。
幼少期にはトラブルはなく、フットサルの最中に股関節を痛め、 . . .

銀座は、外国人訪問客も一気に増え、コロナ前の活気に戻ったようです。目の前の松屋通りのハナミズキも一斉に咲き誇り、いい季節になりましたね。
さて、2018年に出版させていただいた書籍が11回目の増版を迎えました。これまでに多くの皆さまにお読みいただき誠にありがとうございます。
書籍の出版のお話しをいただいたとき、真っ先にお伝えしたいと思ったのは、 . . .

今日は骨切り手術の成績についてご紹介します。
最近になって骨切り手術をし、30年~40年と比較的経過の長い方からご相談をいただくことが多くなりました。人工関節も同様ですが、手術をしても不安や悩みは尽きません。学術的には良好(レントゲン画像や痛みなど)との判断であっても、皆さん個々に問題を抱えていらっしゃいます。
・骨切り手術をすれば、一生も . . .

様々なスポーツ活動にも関わってまいりましたが、バレエから人工関節へと迫られるケースが増えているようです。
今現在も全国から多くの生徒さんはじめバレエ教室を主催される先生方よりご相談をいただきます。手術を避けられるケースがほとんどではありますが、なかには(心身の)状況も深刻であり、手術を避けられないことさえあります。
何を、どのように対処すれ . . .

股関節痛は、賢く取り除きましょう。
そのためには幅広く、多くの症例を診ている専門家にかかるのが一番です。臼蓋形成不全を診断され、将来を心配されご相談にみえます。臼蓋形成不全が本当に変形性股関節症の原因であるかは、未だに未解明です(変形性関節症国際会議:OARSIでの談話)。但し、臼蓋形成不全を抱え、曖昧な情報のもとがばって動き続ければ、関節のかみ . . .

沢山の新年のご挨拶を誠にありがとうございました。その後の様子をお聞かせいただけることは、私にとってもとても勉強になります。
おふたりの方から、同じようなコメントが添えられていました。
「先生に背中を押していただき感謝申し上げます」
「先生の後押しのお陰です。ありがとうございました」
実はおふたりとも、私から手術をご提案させていただいた方 . . .

年末は、千秋楽を迎えたブロードウェイミュージック「シカゴ」を堪能してきました。本場のダンス、演奏、歌、どれもが最高でした。日頃の感謝を込めて妻を誘ったのですが、彼女は全米一位に輝くダンスチームの一員、ニューヨークも含めもう何度も観ているとのこと(苦笑)。残念ながら、サプライズにはなりませんでしたが、お互い清々しい気持ちで新年を迎えることができました . . .

保存施術+ 手術前
先日お越し下さった方は人工股関節を入れてまだ3ヶ月。
手術前は杖をつかずに歩けていたのに、今は杖が必要な状況です。「本当に、この手術で良くなる人いるの?」そう尋ねられましたが、当初の痛みはなくなったものの、同側の違和感や脚の長さの差、反対側への痛みに悩まされていました。
手術前にリハビリを実施しておくことで、心の準備はもちろんその後に控えている . . .

ginzaplusでは、手術後のリハビリ依頼も承っております。
手術をしても痛みがとれない、歩き方が治らない、脚長差への対応をどうしたらよいのか、不安やお困りの際はぜひご相談下さい。
特に歩き方に関してはこだわった施術を行っております。ご希望がございましたら、予約表からお申し込みをいただくか下記お問い合わせフォームよりご相談下さい。どうぞよ . . .

保存施術+ 手術を回避
ちょうど今「世界陸上」が放送されています。世界の卓越した身体能力、超人的なパフォーマンスに日々驚かされます。皆さんへのご指導のヒントも実はこんなところにも潜んでます。世界一ではないかも知れませんが、今ある環境でベストを目指していく姿は、ginzaplusへ通っている皆さんも同じはずです。タイムも大事ですが、現状を打開し、将来を見据えた継続できる努力もそれに . . .

先週はブログをお休みさせていただきまして申し訳ございませんでした。本日から再開いたします。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
今日は「手術後の経過」について考えてみたいと思います。
研究論文を読んでみたり股関節学会にも参加し専門医の先生方の意見に聴講してみたり、私自身もこの場で実際の手術後の方たちに日々お会いしてきました。骨切り手術 . . .

保存施術+ 手術前
今日は手術のタイミングについて考えてみたいと思います。
変形性股関節症も初期であれば、きちんとした保存療法さえ実践していれば、将来的な手術も避けられるでしょう。但し、進行期や末期、症状の進行に伴い大切な筋力までも無くなってしまうと、やがて移動能力さえも失われ、現実的な問題として手術が避けられなくなります。
それでも、手術を施行すべきかどうかは非 . . .

変形性股関節症の痛みも、初期の段階で、適切な処置を施すことができれば、速やかに解消されることができます。ただしこれも、はじめの導入の段階が極めて重要で、最初でつまづいてしまうと、症状の進行を招き恐れがあります。
初期は初期で終わらせるためのポイントを、今日は皆さんから寄せられるコメントをヒントに考えてみたいと思います。
まず大切なの . . .

「股関節唇損傷」との診断であっても、関節唇そのものに痛みが存在しないことがあります。
では、どうして関節唇が損傷するに至ったのでしょうか。これは、股関節唇損傷に限らずですが、股関節から痛みが発するからには何か原因があるはずです。その原因を追求する姿勢こそが、保存療法でも大切です。
・怪我によるものか
・加齢に伴うものか
・姿勢や歩き方、 . . .

どんな治療にも100%がないように、これは優れた医療技術を駆使しても同じことです。関節を正常に近づけたところで、人為的なミスは生じ得るものだし、完璧に取り揃えるのは難しいのでしょう。
人工関節による脚長差の問題です。
脚長差は、手術の後「早期」に生じたものか、あるいは、手術後「何年も経過して」生じたものかによって対処方法がわかれます。本 . . .

保存施術+ 手術を回避
日本人には臼蓋形成不全が多いとされています。ある統計によれば、日本人女性の10人にひとりが臼蓋形成不全を抱えているとの報告も聞かれます。それほど今では珍しい症状ではありません。問題は、痛みを抱えるようになってからの対処の仕方です。
ご相談いただいのは、40代の女性です。2階建ての家に引っ越すようになってから股関節痛を発症。2ヶ所の医療機関でははMRI . . .

今週からドイツで変形性関節症の国際学会がドイツで開催されています。
https://2022.oarsi.org
あいにくの世界情勢ですので昨年に引き続き今年もリモートでの参加ですが、時差もあるため興味のあるセッションは深夜に及ぶため目をこすりながらの試聴です。今朝は参加するグループからこんなニュースレターが送られてきて、改めて、世界の共通 . . .

多くの股関節痛には保存施術は有効です。
ただし、そのタイミングを逃してしまったり、運動療法に取り組めるような環境ではない場合には外科手術も一つの選択と考えています。例えば、子育てや仕事の忙しさから自分のメンテナンスの時間が作れない、親御さんの介護やペットのお世話で心身共に限界が生じているなど、自分ではどうにもならない状況からの脱却には最新の外科治 . . .

保存施術+ 手術後
人工股関節の手術をすれば多くのケースで痛みは解消されます。ところが、歩き方に問題が残れば不具合も訴えることもあります。短期入院が主流となった今、歩き方への介入が終わらずに、ご自宅へと戻されてしまうケースが増えています。
ご相談いただいたのは、50代女性、大腿骨頭壊死によりナビゲーションによる人工股関節置換術を行っています。
幼少期には股関節のト . . .

東京は穏やかな日々が続いております。気温も心地良く、毎日青空で爽やかですね。キリッとした寒さの中、千鳥ヶ淵から半蔵門へと駆け上がっると強烈な日差しと太陽が。コロナも落ち着きを取り戻し、何てことのない日々の日常が、本当にありがたく感じてしまいます。
さて、コロナの自粛生活期間から運動制限を強いされ、手術を検討された方も多かったようです。変形性股関節症は . . .