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[股関節の基本] 球関節

ブログ検索#鼠径部痛症候群
股関節にメスを入れない、と決めたからには、誰よりも股関節のことには詳しくなりましょう。まずは知識。そしてイメージ。さらに意識しての実践です。

股関節とは、肩と同じような形状をした球関節です。

ボールのようにコロコロ転がるので脱臼することもあります。股関節の場合には強靭な靭帯や筋肉で保護されているので、完全脱臼はしにくいので専門的にも「亜脱臼」という言葉がよく聞かれます。

問題となるのは、年齢とともに可動範囲が狭くなったり、痛みや違和感を訴えると本来の動きを失ってしまうことです。

股関節にとっては、あらゆる方向へ動かすことが望まれている一方で、身体を支える役割を担う関節です。肩であればスリングで吊って安静にしておけば痛みは消失されますが、股関節はそうはいきません。かばって動きはじめれば関節症の進行さえ予期させます。

肩には体重はかかりませんが、股関節に体重がどっしりと乗ってきます。

この両者の役割の大きな違いを理解し、痛みのコントロールにも活用していただきたいですね。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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