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[施術事例] 40代 股関節唇損傷手術後 人工股関節

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[施術事例] 40代 股関節唇損傷手術後 人工股関節

保存施術+ 手術後
股関節唇損傷の手術により、関節が硬くなり全く動かなくなることがあります。拘縮と呼ばれるこの状況は何としても避けなければなりません。

ご相談いただいたのは40代の男性です。股関節唇損傷により手術を行いましたが、その後の痛みに悩まされています。

突然発症した股関節の痛みに専門医からは股関節唇損傷を告げられ手術に踏み切りましたが、痛みが改善されないばかりか関節はますます硬くなり、今では全く動かすことがでなくなっています。手術後半年が経過しましたが、椅子に座ることも、歩くことまで困難になり、お越しいただきました。

保存施術を開始し計6回、3ヶ月後の様子です。

左側:施術前
右側:施術後
ご覧のようにbefore/afterでは運動機能の改善が認められていますが、相変わらず股関節の動きは悪く、あぐらをかけるような状態ではありません。痛みは当初より改善されましたが、ご自身の目指すスポーツ復帰も果たせていません。

この手術の一番の問題は、手術後の拘縮です。痛みならある程度の改善は期待できますが、拘縮を作ってしまうと、その後は人工関節しか方法がなくなります。そのため、手術直後の病院リハビリでの関わりが非常に重要であり、ある程度可動域を確保する方向性で進めないと、満足の得られない結果に辿り着くことになります。

本来であれば担当医からの説明が望まれますが、ご本人へはこの手術のリスク、保存施術での限界をご説明した上で、最終的はご自身の判断で人工関節の手術を決断されています。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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