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[歩き方] お尻の筋肉を使って歩くことの難しさ

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[歩き方] お尻の筋肉を使って歩くことの難しさ

厚底ブームを背景に、ちょっと前までは走りの効率性の追求に薄底が注目を集めた時期がありました。先日のNew York Timesの記事です。
あるトレイルランニングの優勝選手のその靴は、ご覧のようなサンダルに紐だけ。この形状が、適切な筋肉の働きを促してくれるというのです。確かに走ってみると、地面との接触するポイントが変わり、今まで意識することがなかった脚裏の筋肉が働き始めるのがわかります。クッション性がある靴とは、また違った意味でいい感触が得られます。
ある大学のドクターがこの記事でも触れていますように歩きの中でお尻の筋肉を使うっていうのはけっこう大変な作業です。

And the gluteus maximus http://jeb.biologists.org/cgi/content/abstract/209/11/2143

the largest muscle in the human body, is primarily engaged only during running.
Your butt is a running muscle; you barely use it when you walk.

人間の中で最も大きな大殿筋は、走りではその活躍が期待できても、歩き場面ではなかなか難しい。でも、その難しい局面でも、普段の歩きの中で、どのようにして、どのタイミングでお尻の筋肉を働かせることができるのか。股関節症に対する保存療法の大きな目的がここにあるように感じます。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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