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[研究論文] 歩き方 最適な負荷量を知る

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[研究論文] 歩き方 最適な負荷量を知る

股関節症の方の保存療法において、最も大切なことは筋力の維持、強化です。

筋力をつけるためには、ある程度の負荷の量が必要ですが、負荷が強過ぎればかえって関節へのダメージにもなります。また、その負荷の量も適切に対応できれば、筋力強化にも繋がるでしょう。

例えば、歩き方。

歩く際には、体重の3~4倍もの負荷がかかるといわれています。

どこを、どのように意識して、歩きを継続できるかが、最大のポイントです。歩かなくなれば、やがて、歩けなくなり手術へと至ります。そうならないために、予め頭で歩きの基礎を確認しておきましょう。
▲元田:日常生活動作での股関節接触圧の変化 Hip Joint, 23:1997 
歩きの研究については、上記グラフが参考になります。

例えば、この研究によれば、股関節への大きなストレスがかかるは、

1. 踵から足を着くとき
そして、
2. 蹴り出すとき

皆さんが歩行で意識すべきポイントと同じであれば問題ないですが、いかがでしょうか。

まずは、踵から着けていますか?また、踵で上手に体重を吸収できていますか?
そして、身体を揺することなく、股関節か大きく蹴り出せているのでしょうか。

このあたりがきちんと正確にできているかどうかで、股関節でのストレスは大きく変わります。なかなか文字では伝えにくいのですが、ぜひ「施術事例(before/after)」も参考になさって下さい。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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