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[筋力トレーニング] 内転筋への想い

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[筋力トレーニング] 内転筋への想い

様々なステージの変形性股関節症をみて感じますのは、筋肉の特徴を理解した使い方の重要性です。とはいっても、私もまだまだわかっていないことも多く、皆さんにその知識を植え付けるのも酷な話でしょう。

何となくイメージして聞いていただければと思います。

例えば、股関節の内側には内転筋といわれる筋肉群が存在します。薄筋(はっきん)、長内転筋、短内転筋、大内転筋、恥骨筋などから構成されます。これらの筋肉は、骨盤を介して大腿骨とを結んでいます。
股関節症の方では、これからの筋肉が(無意識のうち)硬くなり、脚を広げるなどの運動の妨げとなることあります。

例えば、左右均等に体重を乗せて立てていなかったり、歩きにもリズムの乱れなどが生じるようになってきると、この筋肉たちは痩せたり、柔軟性がなくなったり、筋のように突っ張ってくることで、股関節が本来の機能を果たせなくなります。
ひとつのサインとして、例えば昔はあぐらはかけていたのに今はかけなくなった...。こうした兆候があれば、速やかに改善へと乗り出したいですね。早くに気が付ければ、後で大変な思いをしなくて済みます。

もし、内転筋の筋力トレーニングに夢中になっている場合には、そのやり方やその後の変化などには注意していただきたいですね。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)




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