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[リハビリ] 筋力トレーニングを考える

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[リハビリ] 筋力トレーニングを考える

更新 2010年04月02日(金)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #保存施術  #変形性股関節症  #スポーツジム 
変形性股関節症のリハビリの中で、最も大切なことは「筋力を落とさないように努力する」ことです。40歳以降、誰もが直面する老化に伴う筋力低下。タイミングを合わせるかのように変形性股関節症も発症し進行を促します。

この流れに逆らうかのように我々にできることは、普段から筋力を落とさないように意識することです。皆さんへは「ちょっときついかな」くらいを目安に運動に取り組んでいただくように指導しております。

結局どんなに骨が悪くたって、軟骨がなくなってしまっても、筋力さえあれば痛みなく動けるようになる方はいらっしゃいます。ただ、筋力もなくなってしまうとやがて人工関節に頼らなくてはなりません。
注意したいのは、股関節には20以上もの筋肉が付着し、そのどれも協調的に使えるようにしていきたいのです。いきなりこうしたマシーンではちょっと危険があるかも知れません。全身運動の中で少しずつ刺激を入れていくのがよいでしょう。

それと併せ考えていきたいのは、鍛えるのに安全な筋肉も存在します。例えば、上のイラストのように「内転筋」内股の筋肉にだけ負荷をかけてしまうと、確かに内転筋は強くなるでしょうが、脚が広がらない、なんて事態にも遭遇します(実はジム通いの方によくあるアクシデントです)。

ご自身の状態をしっかり診てもらい、適切な手段で筋力強化を行なっていく必要があるでしょう。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



更新 2010年04月02日(金)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #保存施術  #変形性股関節症  #スポーツジム 

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