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変形性股関節症 太もも前の違和感

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変形性股関節症 太もも前の違和感

更新 2021年02月20日(土)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #変形性股関節症  #保存施術  #おしりエクボ体操  #tripod 
おはようございます。今日も前回の続きですね。今回ご相談くださったのは、娘さまとお母さま、親子でいらっしゃいます。娘さまがAタイプ。そして、お母さまがBタイプ。本をご購入され、少しずつ生活に取り入れて下さっている様子です。嬉しいですね、継続が何より大切です!

さて、つま先でのエクボ体操の際に、太もも前に張り感を訴える方は多いのではないでしょうか。今日のテーマは、「太もも前の違和感」について。
股関節に痛みを訴えるようになると、お尻を引いて歩いたり、座った時間が長くなりますね。そうなると、太もも前に存在する筋肉が徐々に短縮してきます。つまり、距離が短くなってしまうのです。いつかのブログでもご紹介しましたように、太もも前の筋肉は膝へも付着しているため、この筋肉が短縮したり、機能不全を起こすと、今度は、極端に膝を曲げたり、突っ張ったりしながら、行動するようになります。

立った時の姿勢は、まさに、太もも前の筋肉のストレッチですね。

おしりエクボを意識して、しっかり奥の筋肉が働くようになると、太もも前の筋肉はピーんと突っ張ります。特に、Bタイプのように、あまり積極的に動いていらっしゃらない、あるいは、歩き格好、立ち姿勢にも左右差がある場合には、決まって生じる反応です。ただ、心配は要りません。これは、太もも前の筋肉が正しく働けている証拠です。
自制内で結構ですので、エクボ体操に合わせて、伸ばしては緩めてを継続しながら、正しく太もも前の筋肉が働けるように刺激を入れていきましょう。太もも前の筋肉が、十分な柔軟性を確保できるようになると、自然と、前面の違和感は消失します。その頃には、楽な立ち姿勢ができるようになります。
それともう一点、太もも前面の筋肉は、「もも上げ」に活躍する筋肉です。つまり、この筋肉を正しく使えるようになると、普段日常での「つめ切り」や「靴下の着脱」が格段にやり易くなるのです。「姿勢」は、とにかく、運動の「基本」です。おしりが引けない、真っ直ぐな立ち姿勢ができるまで、コツコツ続けてみて下さい。

教科書通りに、まずは「前をほぐして、後ろを刺激する」
これが基本です。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



更新 2021年02月20日(土)
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