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変形性股関節症 股関節の位置

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変形性股関節症 股関節の位置

更新 2021年02月19日(金)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #臼蓋形成不全(寛骨臼形成不全)  #変形性股関節症  #保存施術  #tripod 
おはようございます。昨日から大阪での施術がスタートしました。今回もたくさんの新規の方にご参加いただいておりますので、来月もまた大阪出張を予定しております。4月は仙台、5月か6月には福岡も考えております。長引く自粛生活で不活性になった股関節へ刺激を入れに、ぜひ施術もご検討下さい。よろしくお願いいたします。

さて、今日もご質問が届いておりましたので順にお答えしたいと思います。

今日のテーマは、「股関節の位置」。一般的には、よくイラストや模型を用い、股関節はここですよ~なんていう風に、「前方」から表現されることが多くありますね。私もそうでしたが、テレビなどでは股関節の場所をご紹介する際には、そけい部のラインの中央をイメージして、股関節の場所を指し示すことがございます。ただ実は、股関節を機能を高める重要な筋肉は、「後方」に存在するんですね。
股関節の後ろ、お尻の「奥」には関節を支える重要な筋肉がぎっしり詰まっています。書籍でも施術でもテレビでも、いつも皆さんにお伝えしております通り、骨盤側の「お碗」に大腿骨の先端の「ボール」をおさめることが、変形性股関節症の保存療法でもとても重要です。この役割を果しているのが、お尻の奥の筋肉たちなんですね。股関節をしっかり筋肉でサポートできているかどうかは、エクボでわかります。

これが、働かない働けない、一種の機能不全を来たしたことで、本来の場所におさまらずに、股関節のトラブル、病気を引き起こす要因ともなるのです。特に、日本人に多いとされる臼蓋形成不全では、普通よりも物理的にも不安定な状態にあります。なお一層、これら奥の筋肉たちが、頑張って支えてくれなければならないのです。お尻の穴から10センチ程度のところに股関節が存在しています。その奥の筋肉たちを目覚めさせるつもりで、指で押して刺激を与えてみて下さい。あるいは、イメージが掴めた方は、股関節を元の場所に押し戻すくらいの感じで、外から内に向かってしっかり指でプッシュ、元の場所に戻してあげましょう。

余談ですが、股関節には、筋肉の他にも「靭帯」や「関節唇」などという組織が、筋肉と同じように股関節をおさめる役割として働いています。しかし、これらの組織には限界があり、無理に動かせば、損傷をきたし機能不全に陥ります。一方で「筋肉」は、自分の意識でコントロールが可能です。どうにでも変わるのです。股関節を、何となくイメージできましたでしょうか。重要なのは、後方、奥に詰まっているんですね。

★ginzaplusのブログでは、頂いたメッセージやコメント、変形性股関節症患者さんの生の声を、記事の中でご紹介させせていただいております。
ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



更新 2021年02月19日(金)
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