今年の股関節学会でも、人工股関節挿入後の「脚長差」ついては話題になりました。確認できただけでも9題の演題発表があり、手術前後のリハビリを実施する上でも非常に参考になりました。
その中でも特に興味をもったのは、以下の3題です。
1つ目は「人工股関節全置換術を行った対側股関節の経過観察」について。片側を手術すると反対側も手術に移行しやすい、との . . .
最近、メディアを通じて人工股関節手術が身近に感じられるようになりました。ある医療機関では手術待ちに1年、大変混み合っているようです。
人工関節に置き換えることで、痛みが解消されるのは素晴らしいことではありますが、同時に、手術後のご相談も増えています。人工股関節の手術において、専門家の間でも必ずといってよいほど話題に上がるのが、「脚長差」の問題です . . .
先日、日本股関節学会からニュースレターが届けられました。
冒頭に紹介されていたのは、NPO法人「のぞみ会」の活動終了のお知らせでした。
「のぞみ会」には私も何度かお世話になり、会報をご覧になられお越し下さったり、勉強会の講師のお誘いまでいただきました。当時はインターネットでの情報がそれほど発達しておりませんでしたから、人と人との繋がりが情報 . . . 
人工股関節に置き換えれば全て終了、ということではなく、その後も定期的なチェックが必要です。
しかしながら、
・地方で手術をした
・当時の執刀医が異動になった
・定期通院が面倒
・もう来なくてもよいといわれた
などを理由に定期通院ができなくなってしまうことも多いようです。
こうした状況の中、今年に入って以前に私がお世話になっていた順 . . .
変形性股関節症とは、加齢や運動不足、筋力低下や体重増加、姿勢や歩き方、仕事や生活様式の変化、スポーツ活動、履物の影響など、様々な要因が複雑に絡み合い発症させます。生活習慣とも結びつきが強い特徴があります。
好きなバレエから変形性股関節症に至ったり、若い頃に好んで履いていたハイヒールから変形性股関節症と診断されるのは、よくあるストーリーです。
. . .
Osteoarthritis Research Society International (OARSI)とは、変形性関節症においては世界で最も権威ある学術団体です。年に一回、変形性関節症を専門とする研究者と臨床家が一堂に会し、各分野の専門家からの意見を聞くことができます。昨年はオーストリアのウィーンで開催され、アジアではおそらく初ではないでしょう . . .
今、全国各地に人工関節センターが設立され、その裏側で医療事故も増えています。手術前には説明があったはずも、その後のトラブルが後を絶ちません。テレビやメディアを通じて、あたかも手術が「標準的な医療」と勘違いされてしまいそうですが、決してそうではありません。
その証拠に、世界各国の診療ガイドラインにおいては、患者教育や運動療法を主体とした保存療法がA . . . 

2024年の股関節学会からの報告でもそうでしたが、先行研究からも、ある一定の割合で「中高年」における骨切り手術には、進行のリスクがあることが報告されいます。
手術後、骨がくっつかない、筋肉が働かないことで、人工関節を迫れることがあります。
ご相談いただたいのは、50代の女性です。
ご相談内容です。
「昨年◯月◯日に骨切手術をしました。そ . . . 
最新の研究論文(2024年)からの報告です。
変形性股関節症の治療を正しく実践する上では、いわば、専門家の教科書ともいえる存在、診療ガイドラインに従うことが何よりも一番大切ですが、同じように、世界各国から発信される、最新の研究報告に目を通すことも必要でしょう。
今日ご紹介させていただくのは、ガイドラインにも似たような特徴をもつAppro . . . 
股関節痛を解消させる手段に「骨切り手術」という方法があります。
文字通り骨を切ったり筋肉を縫い合わせる手術ですが、これにより日本人に多いとされる形成不全の屋根を新たに作ろうとした目的があります。
骨切り手術もできる先生、できない先生がいらっしゃいますし、専門的な知識と技術が必要です。誰でもできる手術方法ではありませんが、診察を受けた先の . . .
先週は福岡での年に2回の出張施術があり、その週末には、2日間に渡って開催されました日本股関節学会学術集会に参加させていただきました。
2016年の診療ガイドラインの変更以降、日本の股関節会における現状を知る上でも非常によい勉強の機会となりました。
当日は、海外からの整形外科医師による人工股関節と股関節鏡による手術に関する講演を2つ、そのあと . . .
股関節痛の原因にも「身体」の問題と「心」の問題、両方の問題が混在していることがあります。
国際疼痛学会(IASP)では痛みとは、「実際の組織損傷もしくは組織損傷が起こりそうな時に付随する不快な感覚および情動体験、あるいはそれに似た不快な感覚および情動体験」と定義されます。つまり、長引く痛みの正体は単に関節(=身体)の問題だけにとどまらず、家族 . . . 
皆さんの経過や感想をお聞きしながら、いつも勉強させていただいております。
人工関節を受けたくないとの理由をお聞きすると、ご友人やご近所の方の経過があまり良くないことを頻繁に耳にします。ただ、私はいつも「必ずしもそうではないですよ」、とお答えしています。手術後の感じ方も人それぞれでしょうし、痛みを取り除くだけに関していえば、研究論文でも多数報告され . . . 
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