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[脚長差の前触れ] 姿勢や歩き方における注意点

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[脚長差の前触れ] 姿勢や歩き方における注意点

変形性股関節症を抱え初期〜末期へと段階的にみてくると、対応すべきポイントが明確になってきます。特に股関節症では脚長差の影響は何としてでも最小限に食い止めたいところです。

痛みを訴え、体重を乗せなくなると身体の中では一体どういった反応が起こっているのでしょうか。
▲endless web より一部改変
こうした変化が実は初期の頃でも起こっていて、一番わかりやすいのは幼少期の「側弯」です。身体がまだ未発達な時期だからこそはっきりとその左右差を確認することができます。また進行期や末期へと進行するに従って、明らかな動かしにくさを実感されるようです。

先日お越し下さった方は「反対側の脚がすぐにくっついてきちゃうの」と悩んでいらっしゃいましたが、左右の股関節を分離して動かすことができなくなっていました。おそらく上の図のような問題へと進展してしまっているのでしょう。

股関節の痛みを抱えるとこのようにステージにもよりますが、左右の股関節がうまく機能していない影響が日常動作やスポーツ場面でも随所にみられるようになってきます。

早期に乗り出せればまだまだ予防的に介入の手立ては多く残されているはずです。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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