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[正しい歩きの追求] 腕振りをマスターする

ブログ検索#先天性股関節脱臼

[正しい歩きの追求] 腕振りをマスターする

記憶に新しい野口選手の走りです。腕振りが特徴だと解説されていました。確かに隣の選手と比べても脇の締め具合が違いますね。
変形性股関節症を診断され、進行期〜末期へと差し掛かると、この腕振り動作にも問題が現れるようになります。

右足が前に出るタイミングで左手も前に出たいところではありますが、同側の手が一緒に出てしまいます。ちょうど運動会の行進をイメージするとわかりやすいかも知れません。緊張していると手と足が一緒になってしまいますね。どことなく滑らかさに欠けたあのパターンが再燃してしまうのです。

片側の杖に頼ったり、かばった歩きを身に付けた結果、後天的にこうした不効率な歩き癖が学習されてしまいます。

変形性股関節症を診断された皆さん誰にでも起こり得るリスクある大きな問題です。見た目だけではなく、身体各所に影響が現れるようにもなります。できるだけ早めに対処し、腕と脚がリズムよく動ける本来の歩きを取り戻しましょう。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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