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[学会活動] 第38回日本股関節学会に出席して

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[学会活動] 第38回日本股関節学会に出席して

昨夜、鹿児島で開催されていました股関節学会から無事帰ってまいりました。
学会の内容としてましては、人工股関節の話題が中心でしたが、その裏で「私の手術の不成功要因」とのタイトルで、著名なドクターたちがご自身の経験を率直に語っていらっしゃいました。特に自骨手術(RAO、外反骨切り、CPOなど)の話題を中心に、様々な治療の諸事情を勉強させていただきました。

自骨手術はテクニックも経験も必要な高度な手術手技です。ただ、どのドクターもおっしゃっていたように「適応範囲は実に狭く、見極めが重要」と感じました。ただ年齢だけで行う手術でもなく、ある医師は適応を誤れば「関節破壊手術」になり得るとおっしゃってました。自骨手術が開発され30年余りが経とうとしております。ようやく最近になって長期成績も発表されるようになりました。こうした客観的な指標をもとに、それぞれの手術に対する理解を深めることで、ベストと思われる手術手技を選択をしていただきたいと思います。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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