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変形性股関節症 ひたすら手術

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変形性股関節症 ひたすら手術

更新 2020年10月27日(火)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #保存施術  #股関節の手術  #臼蓋形成不全(寛骨臼形成不全) 
股関節痛への対応は、国や地域によってもバラツキがあります。病院へかかっても一律にこうして手術、手術といわれるのには理由があります。例えば、日本ではなく、ある国の変形性股関節症への対策は、医師による診断を受けると、隣の理学療法士へリハビリ指導を行うよう指示がなされます。また他の国では、診断後に専門家による電話カウンセリングが用意されています。それだけ、重篤に至らないようなサポートが充実しているのです。

一方で、日本ではどうでしょうか。ほとんどの医療機関では、手術と宣告されることが多くありませんか。
一番の大きな問題は、保険診療による制度です。一般にリハビリは、手術よりも保険点数が低いです。どんなに数をこなしても、手術には敵いません。手術をして、入院をして、術後リハビリを行った方が経営的に有利です。ですから、手術前に大きな努力がなされないのは、このためです。

海外ではこの点について、かなりシビアに捉えています。手術による財政的な問題を痛烈に批判し、stake holderと呼ばれる医療関係者の存在を明らかにしています。日本では大きな声でいえないことも、国際的な学術集会を通じて、実際に起こっている難題に取り組む姿勢が感じられます。こうした視点は、日本でも、見習わなくてはならないのではないでしょうか。

世の中、どうしたって変えられるもの、変えられないものが存在します。様々ある情報も、その真意を正確に捉え、ご自身の判断でコレだって思える方法で、痛みの回復に役立てていただきたいと思っております。
ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



更新 2020年10月27日(火)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #保存施術  #股関節の手術  #臼蓋形成不全(寛骨臼形成不全) 

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