ブログ

[施術事例] 60代 変形性股関節症 末期 走れる

ブログ検索#脚長差

[施術事例] 60代 変形性股関節症 末期 走れる

保存施術+ 手術を回避
この20年のうちに変形性股関節症に対する保存療法の質の高い研究論文が世界的にも多く発表されるようになりました。海外の学会に参加すると、すでに外科療法と保存療法の立場が逆転しています。変形性股関節症の末期だからという理由で手術が避けられないのは、もう過去の話で、骨が変形し軟骨がなくても痛みなく動けるようになる方は沢山いらっしゃるのです。

ご相談いただいたのは60代の女性です。医療機関では、変形性股関節症の末期と診断されています。

担当医は、保存療法に理解があるため、もう20年以上レントゲン画像に変化はなく手術を勧めることもありません。「骨は正常ではないけど手術はやらない方がいい。上手に使ってもたせましょう」医師からのアドバイスです。最近になって動きづらさを感じ、バスで片道3時間かけてお越しいただきました。

保存施術を繰り返すこと計24回、約2年での成果です。
当初のヨチヨチ歩きも、トレーニングを継続することで、次第に安定感を取り戻し、最後は小走りができるまでに回復されています。

理解ある医師のもと定期検診を受けてきたためか、動くことへの恐怖もなく、運動への理解は良好であり、進んで運動課題に取り組んでいただけました。

たとえ、変形性股関節症の末期と診断されても、精神的なダメージも少なく、身体を動かすことへの躊躇がない場合、回復も早いです。通常の変化性股関節症の進行期や末期の方と同様、脚長差、関節拘縮、多少の生活動作の不具合など、全て揃っていますが、痛みなく、現状に満足していただけています。これも、担当医の精神面への配慮があってのことでしょう。

お守り代わりの杖も、もう必要ありません。最終回には「今まで痩せないと絶対に走れないと思っていた」とコメントも寄せられ、すでに卒業レベルです。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



最新記事






▼「ブログ」その他のコンテンツ
全カテゴリ 股関節の保存施術 施術事例 お知らせ メデイア プライベート
Copyright © 2004-2024 ginzaplus | 当サイトの全コンテンツは著作権法、関連条約・法律で保護されており、無断での複製・転載・転用を固く禁じます。| 利用規約 | 個人情報保護方針
Web System & Design by R-Crafz