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変形性股関節症 寝るときの痛み

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変形性股関節症 寝るときの痛み

更新 2020年10月24日(土)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #臼蓋形成不全(寛骨臼形成不全)  #学会  #保存施術 
今年は、ウイーンで開催予定だった変形性関節症国際学会は、2024年へと持ち越しになりました。来年に予定されているデンバーでの学会も、先日のアンケート調査ではオンラインでの開催となりそうです。アメリカも感染者数が再び急増しています。本当に東京オリンピックは開催されるのでしょうかね。

さて、国際学会に参加すると、いくつかのメインセッションが日ごとに設定され、自分の興味あるブースに足を運び、最新の研究報告を聞くことができます。私が初めて参加した際に痛烈に印象を受けたのは、変形性関節症という「病気」と「痛み」は、区別して議論が交わされていることです。何となく日本ではこのあたりが曖昧にされがちで、病気=痛みと解釈され実際に患者さんへも伝わっているように思いますが、このあたりは明確に分けられています。それぞれに専門家がいて、全く違った視点から、病気に対する治療方法と痛みに対する考え方を学ぶことができます。

例えば、こうした症状。皆さんも経験することが多くあるでしょう。寝るときの痛み。これは、変形性股関節症という病気による症状?それとも、何か別の原因でしょうか。
常日頃から、股関節をしっかり動かせていれば何の問題もない寝る姿勢も、普段の生活で十分に動かせていないと、脚を伸ばし寝転がった際には、異変を訴えそうです。脚を真っ直ぐに寝れますか?膝を立てたりしていらっしゃいませんか。寝返りはどうでしょう。左右、どちらへもコロンとできますか?臼蓋形成不全というだけで、こうした動作がしにくくなることはまずありません。何か、別の問題が存在するはずです。

病気の問題と痛みの問題。

これらは、全く別物として捉えられるようになると、変形性股関節症との診断を受けても、上手に付き合えるようになります。極端に恐れることもないですし、正しく対処し、これからの生活の足手まといにならないように、こうした症状もスマートに乗り越えていきたいですね。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



更新 2020年10月24日(土)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #臼蓋形成不全(寛骨臼形成不全)  #学会  #保存施術 

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