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[施術事例] 60代 先天性股関節脱臼 保存療法一筋32年

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[施術事例] 60代 先天性股関節脱臼 保存療法一筋32年

保存施術+ 手術を回避
変形性股関節症の進行期や末期と宣告されたきた方が、何とか手術を回避しようと努力して下さっています。ゆっくりと少しずつしか進歩はしませんが、それでも、現状を受け入れ前向きに取り組むことさえできれば、結果はついてきます。症状に合った運動メニューを実践できるかどうかで、運命がわかれるでしょう。

ご相談いただいたのは60代の女性です。医療機関では、先天性股関節脱臼と臼蓋形成不全を診断され、将来的な手術を宣告されています。

幼少期に股関節のトラブルがありましたが、治療は終了と聞かされ、スキーやテニス、様々なスポーツに積極的に取り組んできました。20代になってから違和感や痛みを発症するようになり、出産後から急激に悪化。スポーツジムや民間療法など各種励んできましたが、いよいよ限界です。ご家族の付添のもと片道4時間かけお越しいただきました。

保存施術を繰り返すこと計35回、約4年での成果です。
幼少期の股関節のトラブルが大人になって再び再燃することがあります。

それでも、努力の仕方次第で望むような効果も勝ち取ることができるでしょう。短期には難しいですが、時間的に余裕があればご自身の可能性にかけてみて下さい。粘り強く、地道に続ける覚悟さえあれば、まだまだ変わりそうですね。

施術開始当時の「目標」と現在の「結果」を振り返ります。

目標:痛みのない生活を送りたい
結果:「痛みは10→1までに改善」「とにかく何と言わず、色んな動作が楽になった」「人間らしい動きになってきた」

目標:日常生活=トレーニング・リハビリとなる動作を身につけ、過ごす
結果:「歩行を含めた体の正しい使い方を引き出す為のエクササイズを改善のステップに合せ、かつ、いろんな角度からアプローチして処方していただいた成果が実りつつあると感謝しております」

目標:自力で通院できるようになりたい
結果:「はじめの頃は何度か家族に付き添われ車いすでしたが、今は一人で新幹線に乗り東京駅まできて銀座へ伺えるようになっています」

目標:旅行も行けたらさらに嬉しい
結果:「昨年はどうしても聞きたかったピアニストのリサイタルへ出掛けることもできました」「念願の遠方の温泉へ行って参りました。新幹線から新幹線への乗り換えもスムーズにできました」

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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