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[施術事例] 30代 変形性股関節症 初期 骨切り術を勧められて

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[施術事例] 30代 変形性股関節症 初期 骨切り術を勧められて

保存施術+ 手術を回避
幼少期における姿勢や歩き方は、大人になってからの変形性股関節症と密接な関係があります。床での座り方の癖や前屈みや横揺れの歩き習慣があれば、早めに対応しておきましょう。

ご相談いただいたのは30代の女性です。医療機関からは変形性股関節症の初期と診断され、1年以内に骨切り手術をするように勧められています。

元々ぺちゃんこ座りの習慣があり、学生時代はバレーボール部に所属。ストレッチの最中には股関節が外れるような感覚が度々ありました。数年前からマラソンや水泳をはじめたのをきっかけに股関節痛を発症。歩き出しや立ち上がる時には痛みを強く感じるようになり「できれば骨切り手術はしたくない」との思いで、ご相談にみえました。

1回の施術前後での変化です。
痛みを抱えると、決まって、前傾姿勢になりトボトボ小刻みに歩きがちです。こうした歩き方も定着し習慣化されてしまうと、やがて、股関節の可動域が狭くなったり、筋力が衰える原因にもなります。将来、手術の宣告を受けないためにも、普段の癖や歩き方は常に意識し、股関節を意識した生活を送れるようになりましょう。

今回は初期の段階でしたので、何の迷いもなく速やかに動作獲得が可能になりましたが、変形性股関節症も進行期や末期ともなると、こうはいかなくなります。心理面やメンタルの影響が強く反映されるからです。変形性股関節症という病気を突き詰めてくると、改めて、初期の予防的な対応がとても重要であることがよくわかります。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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