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膝前十字靱帯損傷後の変形性股関節症

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膝前十字靱帯損傷後の変形性股関節症

更新 2009年08月18日(火)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #保存施術  #変形性股関節症  #歩き方・歩行  #スキー  #バドミントン 
こちらもよくあるエピソードですのでご紹介します。

膝の半月板や前十字靭帯の損傷など、膝に関するトラブルの後に変形性股関節症へと至るケースが頻繁にあります。患部は治ったとはいえ、患部をかばうような癖が治っていないのです。膝の怪我や術後にしっかりとしたリハビリができていれば問題も少ないのですが、不十分な場合には何十年も経ってその影響が現れることもあります。

先日お越し下さったのは膝の前十字靭帯損傷後に股関節痛を訴えた方です。

10年も前の膝の治療後、スキーやバトミントン積極的にスポーツ活動に参加されていました。しかし、いよいよ限界です。今度は反対側の股関節が悲鳴を上げはじめました。
悪さをしていたのは、この3つの筋肉です。

相当かばって動いていらっしゃったようで、かなりの硬さです。しかも、かなりの動きの癖もあります。

ご覧下さい。こちらがその方が履いていらっしゃった靴底です。
影響がはっきりとわかりますね。明らかに左右の股関節の使い方に左右差が認められます。

人間には「代償」といわれる優れた防御機能が働くように作られているのですが、それが短期ならともかく長期に渡ると、こうして身体のメカニズムすら破綻させる恐れもあるのです。

それでも早くにお会いできたことでまずは一安心です。

しっかり筋肉を緩め、またこれまでの使い方の癖を改めることができれば再びスポーツ復帰も可能でしょう。

佐藤正裕(理学療法士)



更新 2009年08月18日(火)
カテゴリ 股関節の保存施術
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