ブログ

[施術事例] 50代 先天性股関節脱臼 「おしゃれも楽しみたい」

ブログ検索#ハイヒール

[施術事例] 50代 先天性股関節脱臼 「おしゃれも楽しみたい」

保存施術+ 手術を回避
手術はあくまでも最終手段であるべきと考えています。QOL(生活の質)を尊重し、保存施術でもできないことがあれば、手術も検討すべきではないでしょうか。

ご相談いただいたのは50代の女性です。医療機関からは変形性股関節症との診断を受け、手術を勧められています。

幼少期に先天性股関節脱臼との診断を受け、出産後から違和感を感じ、30代後半になって脚長差に気が付きます。40代に入ってからは、理学療法士によるリハビリを受け、一時は症状も改善されています。しかし、その数年後に再び不調を訴え「できれば手術はしたくはない」との思いから、お越しいただきました。

計12回の保存施術を繰り返して、約1年後の様子です。
レントゲン画像をご覧いただければおわかりのように、どこの医療機関でも手術を勧められる状態です。ですが、ご本人は手術は受けたくはありません。保存で乗り越えたい強い気持ちがあります。

施術を繰り返し半年後には、悩みでもあった痛み(夜間痛、歩行時痛、動き出しの痛み)は全て消失しています。歩き方も、揺れは改善され、比較的真っ直ぐに歩けるようになっています。

症状が改善されてくると欲も出てくるものです。「ヒールも履けるようになりたい、おしゃれも楽しみたい」とのコメントにも応えられるように、さらにトレーニング強度を上げて、終了時には念願のヒール靴を履いて銀座までお越しいただけるようになりました。

医学的には手術適応レベルだとしても、ご本人の向き合い方次第では、こうした改善も期待できるのでしょう。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



最新記事






▼「ブログ」その他のコンテンツ
全カテゴリ 股関節の保存施術 施術事例 お知らせ メデイア プライベート
Copyright © 2004-2024 ginzaplus | 当サイトの全コンテンツは著作権法、関連条約・法律で保護されており、無断での複製・転載・転用を固く禁じます。| 利用規約 | 個人情報保護方針
Web System & Design by R-Crafz