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[先天性股関節脱臼] 歩き方と痛む場所

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[先天性股関節脱臼] 歩き方と痛む場所

更新 2023年11月11日(土)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #先天性股関節脱臼  #歩き方・歩行 
先天性股関節脱臼の既往がある場合には、かなりの高い確率で将来的に変形性股関節症から手術の選択を迫られることが報告されています(股関節学会から)。

痛みそのものは、幼少期にすでに抱えている方もいらっしゃいますが、大人になって、ライフイベントが重なることで症状が現れることもあります。

今は少なくなりましたが、昔の写真を眺めながら小さい頃にギプスや装具の経験があったり、親御さんから治療の経緯を伺っていれば、早めにケアに乗り出しておくことが安心でしょう。

先天性股関節脱臼の既往があるとと、歩きにも特徴が認められます。股関節を上手に操れないことから、膝下で、一生懸命歩くようになります。そのため、初発痛も股関節から遠く離れた末端で生じていることも特徴です。

変形性股関節症と診断されていない方でも、遠出をしたり長歩きをすると、脛(スネ)に痛みやしびれを訴える方も要注意です。

大切なことは、過去を振り返りながらご自身の姿勢や歩きの癖を知り、それによってどういった負担が股関節に生じるのリスクがあるのかを理解しながら、新たな動き方をマスターすることです。

長年の影響もありますから、すぐには身に付かないかもしれませんが、逃げ場を作っておいてあげることは、長い目で見れば、それは将来的な手術を回避することにも繋がるのでしょう。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



更新 2023年11月11日(土)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #先天性股関節脱臼  #歩き方・歩行 

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