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メディア関連 朝日新聞の取材を受けました

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メディア関連 朝日新聞の取材を受けました

更新 2017年08月02日(水)
カテゴリ メデイア
ハッシュタグ #変形性股関節症  #学会 
昨日から9月の予約申し込みがスタートしました。9月は大阪、福岡での出張施術も予定しております。ご希望がございましたら https://ginzaplus.com/jp/reservation/ からお申し込みいただけます。

「保存療法という考えを国内へも広げる」

理学療法士として、人生をかけた最大のテーマです。理学療法士という職種は、もっと社会に貢献できるはずです。もっと頼られる世の中になれるはずです。変形性股関節症との診断を受けたなら、全ての患者様に平等に、保存療法という考え方がある事を知っていただきたいと思っています。
手術も時と場合によっては必要ですが、本来、手術の必要がない症状まで手術を迫られています。日本では、変形性股関節症の治療が他国と比べても非常に遅れをとっているのです。おそらく、手術の技術は世界と比べても卓越しているでしょう。ただ一方で手術以外の方法、保存療法に関しては、10年前とほとんど進歩がないように思えます。
病院では手術が主に勧められ、理学療法士も活躍の場が限られるため、手術後のリハビリに専念せざるを得ない状況です。見て見ぬ振りをするのも1つですが、せっかくの理学療法士人生ですから、もう一歩踏み込んで仕事をしたいと思っています。

保存療法が浸透した国々では、理学療法士が主体となって、手術に至る前の保存療法を行い、手術を減らそうと努力をしています。保存療法のレパートリーも日本とは比較にならないほど豊富です。日本でも同じような形を築くのが理想ですが、日本の医学会からこの流れを作るのは非常に大変です。年に1回、変形性関節症の国際会議が開催されますが、日本からの参加者はごく僅か。変形性関節症の痛みに関する最新の知見が提供される場に顔を出さないのですから、この流れを変えるのは不可能に近いといえるでしょう。

但し、唯一の救いは、昔と違い今は自らが情報を検索できる時代です。色々専門家にいわれても、患者側が主体となって治療方法を選択できる時代です。医療者側の意識を変えるのは大変でも、患者側の意識を変えるのは比較的容易かも知れません。有益な情報は溢れています。英語が得意であれば尚更世界は広がります。数年前では想像ができない保存療法への需要が高まっています。全国からご依頼を頂戴し、今や50代や60代ではなく、10代のお子さんからのご相談も相次いでいます。

ginzaplusでは、これまで私が理学療法士人生で培った知識やスキルをもとに、個々の症状に合わせた独自の保存施術を実践しています。中でも、日本人にとっては特に姿勢と歩き方は大切です。痛みが改善されても、歩き方に問題があれば、日常生活動作にも影響を残します。単に、見栄えの良さに留まらず、末永く、一生を自分の脚で歩けるようになるためには、股関節症の方にとっては歩き方の見直しががとても重要なのです。

講座の様子も http://www.asahi.com/relife/event/11150793 に記事にして下さいました。またひとつ、保存療法の輪が広がりそうですね。
ぜひご参考になさって下さい。
ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)




更新 2017年08月02日(水)
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ハッシュタグ #変形性股関節症  #学会 

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