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歩行分析

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歩行分析

更新 2009年07月25日(土)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #変形性股関節症  #保存施術  #歩き方・歩行  #脚長差 
ご相談いただいたのは、20代の男性の方(Wさん)です。昨年9月頃痛みはじめました。11月ころからは徐々に痛みの範囲が広がり、12月の診察時には「変形性股関節症」との診断を受け、今年に入って手術も勧められました。最初みえたときには、痛い方の脚へはほとんど体重がかけられずつま先歩き、ケンケンの状態でした。ドクターからは仕事を辞めた方がいいのではとの忠告もあったのですが、希望がかなって就けた就職先。簡単には辞められません。

その後メールを頂戴しましたのでご紹介します。

「お世話になっております。選挙などもあり、なかなか施術に伺うことができず、少々不安な気分です。さて、おかげさまで調子が良い時は、周りの人から「随分と良くなったね」と言われることも多くなってきました。補高をした靴では、なぜか最近、両方の脚の膝が伸びるようになってしまいました。どうも不思議な感覚です。出来るだけ背筋を伸ばして歩くようにすると、自然と踵から足が付くようになるんだなということにも気付きました。カメラとパソコンと脚立を担いで、2キロほどの商店街を歩くことも出来ました。途中から脚を引きづる度合いが強くなってきましたが…。今後とも、良くなっていけるのかなと、ふと感じる瞬間も出てきました。ありがとうございました。1点、教えていただきたいのですが、最近、疲れているのか、脚の付け根の内側と外側の大転子の上、5センチほどの個所が、足を付く時、強い痛みが出ることがあります。選挙や国体があり、9月ぐらいまで、伺えそうにもありません。どのへんを揉み解したらいいのか、どうゆう歩き方が悪いのか教えていただければ幸いです。今後ともよろしくお願いします。」

Wさんの歩き方を分析してみました。
脚長差があり、つま先で歩くので股関節が伸び切らず、膝を曲げたまま歩いてしまいます。また、男性ですのでどちらかといえば外股気味です。そうなると重心は外へ逃げ、外側の筋肉に負担をかけるようになるのです。

対症的には外側の筋肉をほぐせばよいのですが、根本的には歩き方、足の着き方から股関節での身体の支え方まで新たに学習する必要があります。まだ1回の施術ですので、全てを取り込むのは難しいでしょうが、ここからは少しずつチャレンジですね。

佐藤正裕(理学療法士)



更新 2009年07月25日(土)
カテゴリ 股関節の保存施術
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