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寝てても変形は起きるのか

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寝てても変形は起きるのか

更新 2009年06月27日(土)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #変形性股関節症  #保存施術  #歩き方・歩行 
歩行教室の資料作りを進めながらある先生の「変形性関節症」についての文献を読んでいると、頭の中で考えていたことが次々と整理され、なんとなくすっきりしてきました。先日もブログの中で少し触れましたが、現在日本では、先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全(股関節の屋根の作りが浅い)に起因する股関節症の方がほとんどだと一般的にいわれています。

でも、なんだか不思議な感じがしませんか。

たとえば、先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全のある人がずっと寝たきりの生活を送っても変形が起こったり、変形性股関節症へと発展するのでしょうか?もちろん、倫理的にこのような実験をすることは不可能ではありますが。

では、どういうタイミングで軟骨がすり減ったり、変形していくのでしょうか。それはやはり、股関節の骨に対する何らかの力が加わったときではないでしょうか。

こうして考えると、歩きによる床からの衝撃は股関節にとって大敵となることがあると思います。人間の股関節が外からの力を受けるときは、重力に抗しているとき。つまり、立っているときや歩いているとき。

整形外科の先生が「脚をかばいなさい」とおっしゃられることも理解できすし、歩行時の股関節への衝撃は体重の3~5倍ともいわれていますから、いかに股関節への衝撃を吸収することが大切だと思っています。

佐藤正裕(理学療法士)



更新 2009年06月27日(土)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #変形性股関節症  #保存施術  #歩き方・歩行 

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