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更新 2009年04月28日(火)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #変形性股関節症  #臼蓋形成不全(寛骨臼形成不全)  #歩き方・歩行 
股関節に痛みを抱える方の多くに筋肉の不均衡、アンバランスが存在します。

わかりやすくいうと「働き過ぎている筋肉」と「働いていない筋肉」が共存した状態です。

施術の焦点は、いかに「働き過ぎている筋肉」に休息を与え、「働いていない筋肉」を活性化することができるかです。

先日千葉県内で股関節症患者さん向けの講演会が行われました。その中で、大学病院の整形外科のドクターが、股関節症患者さんの病態の推移を歩行時のお尻の筋肉の働きが減弱していく様子をスライドで示しながら説明されていました。

股関節を守ってくれるお尻の筋肉が「歩く」という動作の中で、次第に使われなくなっていくのです。加齢と共に、筋肉は痩せていきます。それが股関節症の患者さんは、
筋肉の働きが減退していくスピードが顕著に現れるというのです。
お尻の筋肉は脚の中にある筋肉の中でも、大きな筋肉のうちのひとつです。

動作の中では最も働いて欲しい筋肉ではあるのですが、その筋肉が休み始めてしまうのが問題なのです。

この休み癖のある筋肉を徹底的に働かせることが施術の際のポイントになります。

筋肉をしっかりほぐして、日常生活の中で働けるチャンスを作っていく。

股関節を守ってくれるお尻の筋肉の活性化を促すことができれば、筋肉のアンバランスは解消されるかも知れません。「働き過ぎている筋肉」の負担が軽減され、結果的に痛みも生じにくくなるはずです。

佐藤正裕(理学療法士)



更新 2009年04月28日(火)
カテゴリ 股関節の保存施術
ハッシュタグ #変形性股関節症  #臼蓋形成不全(寛骨臼形成不全)  #歩き方・歩行 

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