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[施術事例] 50代 大腿骨頭壊死症

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[施術事例] 50代 大腿骨頭壊死症

保存施術+ 手術を回避
痛みがあっても動かしながら完治を目指す。

変形性股関節症や大腿骨頭壊死症との診断を受けると、怖くなり、動かさなくなってしまう方が多くいらっしゃるようですが、動かさなくなると、次第に関節は拘縮を起こし、脚長差を作り、跛行から抜け出せなくなることがあります。そうなる前に予防的に、上手に痛みと向き合い、スムーズに社会復帰を目指しましょう。

ご相談いただいたのは、50代の女性です。

元々股関節のトラブルはなく、ある日、突然、左股関節が痛むようになり、医療機関では大腿骨頭壊死症と告げられています。担当医からは手術も勧められ、数カ月後には人工関節による手術を予約していました。左側にだけあった痛みは反対側にまで移り、やはり、手術は避けたいとの思いから、ご主人に付き添われginzaplusへお越しいただきました。

3回の保存施術を行い、半年後の様子です。
大腿骨頭壊死症との診断ではありましたが、レントゲン所見やMRIを拝見する限り、そこまで状況は悪くないように思われました。保存施術で痛みが改善されれば、手術は避けられると判断できます。

まずは、痛みとの向き合い方をご指導し、痛みが出たときの対処方法、そして、痛みが出ても行うべき運動などを実践していただき、数カ月後にお越しいただくようお願いをしました。

ご本人の努力もあり、半年後には杖がなくても歩けるまでに回復されています。担当医からは現在も尚「いずれ悪くなる」と好意的な様子ではないようですが、世の中、保存療法に理解して下さる医師も他にもいらっしゃるはずです。何よりここまで来れば、もう医療機関にかかる必要はないかも知れません。

誤診とまでは申しませんが、必ずしも診断名が痛みの原因ではないことが多くあります。単に、骨の異常だけで手術を勧められることがないように、本人の生き方や治療に対する希望を尊重しながら、こうした保存的な取り組みが最終的に治療方針を決定する際のきっかけ作りになれば、と考えております。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)



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