先週末のニュースです。
銀座でも再生医療のクリニックが急増しています。新しいビルのテナントが空くと、ほぼ再生医療のクリニックで決まると思えるほど増え続けています。ネットで検索しても「スポンサー」と表示された医療広告が大変増えましたね。
変形性股関節症の再生医療に関しては、このウェブサイトでもご紹介している通り、治療の有効性を報告する研究結果は少なく、おそらく真摯に治療に向き合って下さる先生であれば、その効果は半々とお答えなさるではないでしょうか。
人間にとって無害のはずであった再生医療でも事故は起こります。一体どの過程においてミスが生じたでしょうか。今後の再生医療の発展のためにも原因究明が待たれるところです。
こちらは実際に再生医療を経験された方からのご相談です。
実は、こうした依頼も昨年から急増しています。再生医療中にリハビリが指導されることは少なく、なかには、安静を指示されることさえあります。
ただし、変形性股関節症との診断を受けた多くの方たちは、不安と恐怖、そして運動制限から微妙なバランスを保ちながら生活をしています。そうした状況に安静が加わることで、たちまち関節にロックがかかり、ガクッと抜けるように力が入らなくなることがあります。
コロナ禍、そして、酷暑の夏。
投与中であっても「動き」は必要です。動かすことで、軟骨や骨の健康が維持されています。再生医療を検討中の方は、必ず、専門的なリハビリが受けれるのかどうかも確認しましょう。
昨年から再生医療後→人工股関節に至る例が多く、ginzaplusのページでも、最新の研究報告をもとにまとめさせていただきました。
運動療法などのリハビリとは異なり、再生医療では、いくつかの行程を経て、様々な専門家も携わるため、感染などのリスクも想定されます。予測もしない事態が起こることも考えられるのです。その証拠に、年に1回の関節症の国際学会(OARSI)でもこの結果を謙虚に受け止め、現時点においても検証段階であることが報告されています。
詳しくはこちらで解説しておりますので、ご参考になさってみて下さい。
再生医療の種類、メリット、リスクと対策:
https://ginzaplus.com/jp/treatment/regenerative/
ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)