天皇陛下とグループレッスン
天皇陛下とグループレッスン
先週、天皇皇后両陛下が東京・吉祥寺にある井の頭公園を散策されたようです。両陛下は大のワンちゃん好きだとか。愛犬、ゴールデン、何とテレビデビューでございます。





そして、グループレッスンのご案内です。

定期的に開催している朝日カルチャーセンターの勉強会では、主に「動くこと」の重要性を説明しています。今や痛みも動いて治すのが当たり前の時代です。
安静を言い渡された変形性股関節症患者さんを、どう運動に繋げ、痛みの改善、自信の回復役立てるか。私にとっては、プレゼン力が問われる局面です。

1)変形性股関節症の全体像の把握
2)ご自身が置かれている状況の確認
3)正しい運動方法の確認

最近は上記テーマに的を絞っています。
毎回大テーマは股関節痛みの予防と対策、これは決まっているのですが、その中の小テーマは皆さんの反応をみながら変えています。
↓こちらは前回湘南教室で使用したスライドの一枚目です。



1)変形性股関節症の全体像の把握
当初は違和感程度だったはずが、放っておくと、日常生活動作へも影響をもたらすのが、変形性股関節症の怖いところです。医療機関ではちょうど様子をみましょう、また痛くなったらきて下さいと言われる時期です。しかし、この時期に何にもせずに、自己判断で何となく過ごしてしまうと、やがて症状を進行させるリスクが存在するのです。

2)ご自身が置かれている状況の確認
保存療法といえば運動療法が要です。しかし運動をするのにも、自分のレベルを知っておく必要があります。特に大切なのは、運動する際の負荷量の設定です。負荷が強過ぎても、軽過ぎても、期待するような効果は望めません。最初はちょっとキツいくらいの負荷量で、身体へ慣らしていきます。また、患者さん同士の情報交換でも、ご自身の状況把握は不可欠です。同じようなレベルの方との情報交換なら有効活用できそうですが、あまりにもかけ離れてれば注意も必要です。同世代、同レベルが理想ですね。

3)正しい運動方法の確認
そして、一番大切なところですね。例えば、臼蓋形成不全。屋根が浅いから痛みが出やすいと言われますね。ただ、屋根が浅くても、どういう運動だったら股関節は喜んでくれるのか⁉ここが進行させない!格好悪い姿勢や歩きの癖を作らない!ための最大のポイントです。変な歩きが仕上がってしまう前に、屋根の下でボールが収める運動様式を学習しておきたいですね。最も丁寧に、時間を割いておきたいところです。

各講座の所要時間はおおよそ2時間。
以前までは1時間半だったのですが、今年から2時間にしていただいております。その方がより理解も深まり、皆さんからも好評をいただいております。親子、ご夫婦、複数回出席される方も多く嬉しいですね。土日じゃないと時間がない、保存療法に興味があるけど様子をみてみたい、ちょっと個別の指導だと費用的に…などの悩みの解決にも貢献できているようです。


日本から変形性股関節症をなくす
これは真剣に取り組めば必ず実現できると思っています。グループレッスンでもその可能性を感じますし、個別のセッションでは、実際に改善の様子をこの目で確認していますから間違いありません。皆さんの真剣な眼差しを、何としてでもプラスの方向へ転換したいといつも考えています。ただ手術をなくしてしまうと現実問題、医療関係者やメーカーさんは困りますね。病院経営も大変になります。お互いにとって無理のない安全な着地点を探しながらの挑戦ですね、変な話ですよね…

今回は天皇陛下とグループレッスンに関する情報でした。なんだかアンバランスな内容にも感じましたが、皆さんの健康にお役に立てれば幸いです。寒くなってきましたね。股関節痛にも適度な運動は必要ですよ。この時期は動きを継続しながら、患部を冷やさないことも大切ですね。
ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)
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