[研究論文] 変形性股関節症 脚長差の影響
[研究論文] 変形性股関節症 脚長差の影響
変形性股関節症の避けたいリスクとして脚の長さの差(脚長差)の問題があります。

学術論文的に「何センチ以上の差であれば、身体への影響は少ないのか」これまでにも多数報告があります。





ある研究報告によれば4センチ以上は注意が必要であると。その理由は歩行時の体重の支え方にも左右差が生まれるからとのことです。

研究結果からは一様ではありませんが、やはり脚の長さに差が生まれると何かしらの影響は予測されます。また別の研究結果では3センチ以内の脚長差であれば問題はないと。2センチ程度の脚長差であれば補高をしなくても歩きに影響が少ないとも聞かれます。

共通してある課題としては、脚長差がある場合には「足(foot)を内側に着いて歩く」傾向があるということです。もちろん全例ではありませんが、このような足の着き方によって歩幅や可動域、さらには身体を支えるための筋力にも影響を与えるでしょう。

こうした研究結果からも、脚の長さに差を感じても直ちにインソールで調整するような判断はもしかすると後々にトラブルを引き起こす可能性もあります。本当に必要かどうかの判断には、やはり、専門家のしっかりとした見立てが必要に思われます。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)
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