昨日の施術の最中にある方から「やっぱり動かさないとダメなんですね」といわれました。そうですね、多少の痛みがあっても動かし続けることが必要なんです。ただ問題となるのは、どういう動きはオッケーで、どういった動きはダメなのか、そのあたりの判断が必要ですね。
例えば、股関節はその形状から大きく外に開く(外旋)関節です。保存療法の立場から考えた際にも大きく広げる運動は大切です。人工関節でも、広げるのは大丈だけど内側に捻るのは好ましくない、といわれますね。
股関節はくるくる回る関節ですので、外への広げる運動はしっかり意識して生活にも取り入れましょう。
こうしたイメージですね。
内側に捻るのはNG、外へはオッケーです。実際に変形性股関節症とは内股の方がほどリスクがあります。予防的な観点からも、広げる意識、あぐらなどは積極的に取り入れましょう。
▲Jounal of Rehabilitat Research & Development. Volume46 Number3,2009 375-384.
文献的にも、歩行時の回旋運動の重要性に触れられています。皆さんの普段の歩き方の中でも、実は、股関節はくるくる回っています。特に外旋、外に広げる運動からの内旋、内側に捻る動きの切り替えは歩きの蹴り出しを作りだす重要な局面です。
日常的には「方向転換」がしにくくなってきた方も要注意ですね。
まずは外旋を克服し、その後、少しずつ内旋の可動域の拡大にもチャレンジしましょう。
ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)