腹筋が大切なのは分かっていても、どこか漠然としていてイメージしにくいですよね。
例えば、腹筋をお腹の中にある風船だと想像したらいかがでしょうか。
風船につかまると身体は持ち上がります。
お腹の中に入っている風船を膨らますことができれば、脚への負担も軽減するのです。
しかし、風船が膨らまない方は、身体全体が軽くなるチャンスがないのかも、知れません。
股関節周囲の筋肉にも常に負担になります。これも痛みの原因の一つでしょう。
▲Richardson:Abdominal mechanism and support of the lumbar spine and pelvis.Churchill Livingstone 2004
身体の真ん中の風船は、腹筋の働きにより圧力を一定に保つことで「正しい姿勢」を維持することができます(=腹圧)。長距離の自転車を乗る、泳ぐ方はイメージしやすいでしょう。
例えその風船が小さくても、しぼませずに圧を一定に保つことができれば、股関節周囲への負担は減りそうですね。
腹圧が弱まると前かがみになったり、横へ傾いたり、ぐらぐらしたり。
重いものをもつときに自然と腹筋に力が入ります。
それがお腹の中の風船を膨らますことで、骨盤を安定させ、股関節周囲への負担を軽減させているのでしょう。だとしたら、重いものを持つのは決してダメではない?
やり方が分からなくなった方、またいつでも聞いて下さいね。
風船を膨らまそう!
佐藤正裕(理学療法士)