最近再び、股関節唇損傷との診断名を耳にするこが多くなりました。気をつけていただきたいのは、診断名と痛みの原因は必ずしも一致しないことです。
ある一部の報告では、関節唇は加齢に伴い自然損傷することがわかっています。変形性股関節症の進行期や末期の方の関節唇をご覧になるとよく理解できます。軟骨もそうですが、年齢とともに水々しさが失われていきます。私たちのお肌と同じですね。
大切なのは、診断を受けた「直後の行動」です。聞き慣れない言葉に動揺することもあるかもしれませんが、ここは落ち着いて、できるだけ負担なく痛みの解消を目指しましょう。
痛み止めも、気をつけて服用しないと、かえって症状を悪化(=慢性化)させることがあります。使いはじめたならば、必ず「活動量」を確認してもらうようにしましょう。極端に歩数制限を設けたり、年齢相応の活動量が維持できなくなることで、本来必要ではなかったはずの股関節症を発症/進行させてしまうことがあるからです。
年齢的にも筋力低下のタイミングと重なることが多いかと思われます。知識ある専門家にチェックしてもらいながら、痛みの完治と運動機能の維持向上に努めましょう。
ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)
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