[保存施術] 股関節脱臼
[保存施術] 股関節脱臼




日本では、臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)の他に「股関節脱臼」が変形性股関節症発症のリスクファクターだと考えられています。

幼少期にギプスをしていた、股関節の手術経験がある場合には、若い頃は問題がなくても、大人になってから違和感を訴えたり、突如強い痛みに襲われることがあります。

加齢に伴う筋力低下がその一因です。筋力が衰えることで、若いときのような姿勢を維持できなくなり、履物を変えただけで股関節へも痛みを生じさせます。特に、脱臼経験のある方は、股関節が弱点でもありますから、気をつけなければなりません。

ペタペタ歩きになってはいないでしょうか?

踵(かかと)から接地できいますか?

細かいようですが、大人になると頭が下がり前かがみになり、当たり前の動作が当たり前に実践できなくなります。これは、脱臼経験者に限らずですが、歩きの乱れから様々な関節に負担を招く恐れがあります。歩きの一連の動きも、年齢に合わせ、きちっとできているかの確認作業が大切です。

股関節脱臼の既往があったとしても、決して悲観することはありません。ただし、どんな将来像を描くかにより努力の仕方にも差が現れるでしょう。変形性股関節症の発症予防に向け、各種トレーニングにも取り組んでいただきたいと思います。

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)
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