変形性股関節症との診断を受けたら、運動機能の維持に努めましょう。
最終的に手術に至ってしまうケースの多くは、決まって、股関節症特有のかばうような姿勢や歩き方が身についています。診断後、そうした兆候が確認されれば、速やかに悪い癖を取り除くことが手術回避へと繋がります。
ご相談いただたいのは、60代の女性です。
10年前に自己流のエクササイズで右股関節を痛め、最近になって反対側の左の股関節が痛くなってきました。医療機関を受診しましたが、一件目の医療機関では脊柱管狭窄症と診断され、その後も痛みが継続したため、二件目の医療機関を訪ねたところ変形性股関節症と診断されました。「10年後に手術。10年もたないかも」と宣告され、不安になりginzaplusへご相談いただきました。
初回の施術を終えた直後の様子です。
約50分、1回の施術で当初抱えていた痛みは消失し、歩き方もスムーズに改善されています。
変形性股関節症から手術を迫られるような多くの方は、beforeのような異常な歩き方を何年も続けています。こちらの方も、10年前の右股関節の痛みをきっかけに、左脚が軸脚になっていたのでしょう。大きく揺するような歩きが定着し、問題がなかったはずの股関節までもが悲鳴を上げていました。
右から左、そして、左から右へとかばいながら、膝や腰(脊柱菅狭窄症)など身体各所に影響を及ぼすのです。おそらくこのまま過ごしていれば、先生が仰るように、10年も待たずに人工関節に至っていたことでしょう。
変形性股関節症特有のかばうような歩き方を何年も放っておくと、最後は自力歩行が困難になり、結局は、手術の選択を迫られるようになります。こうしたことはなかなか病院では教えて下さらないようです。その場で痛みを取り除き、再発させないための姿勢や歩き方をご指導すると、とても喜んで下さいます。
自分では気がつけない、治し方がわからないからこそ、専門家を頼り、確実に運動機能の維持向上に繋げていただきたいと思っております。
ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)