先日の取材の際には、このようなお話しをさせていただきました。
診療ガイドラインについて。
本来ならば、我々よりも病院の先生方のほうが専門であるはずですが、日本では、保険診療の関係でガイドライン通りに指導されることが少ないため、私のほうからも少し古い文献(2019年)ですが、保存療法に関するエビデンスを紹介させていただきました。
海外では、人工関節を体内に置くことへの影響を各方面から調査され、また、人工関節を入れなくても改善される手段も、同じように様々な角度から検証を重ね報告されています。
その中でも最も効果が高いとされている方法が、ガイドラインでも紹介されるLand-Based Exercise Program。
つまりは、足を地面に着けた状態での運動です。
スポーツジムへ行くとマシーンがありますが、あれらの多くは、足を浮かせた状態でトレーニングを行います。腰掛けた状態で脚を閉じたり開いたり、立った姿勢で脚を前後に動かしたりなど...。ここで指しているのは、そうした一連の足を浮かせた状態での運動様式ではなく、足を地面に着けた状態での、有酸素運動や筋力トレーニング、または、神経を刺激するようなバランストレーニングなどが、股関節痛の改善と関節症の予防に有効であると報告されています。
今、皆さんが普段実践して下さっている運動が、こうした条件に当てはまっているのか、どうか。
担当していただく医師や理学療法士、またはトレーナーさんにも科学的にも最も効果が高いとされる手法を提示しながらアイディアを練っていただき、確実に痛みを乗り越え、そして、手術とは無縁の生活を歩んでいただきたいと思っております。
ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)
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