[保存施術] 身体活動量と参加制限
[保存施術] 身体活動量と参加制限

活動量の維持


痛みをスマートに乗り越えるためには、いくつかの点にも気をつける必要があるかもしれません。

そのうちのひとつが、活動量です。

例えば、1日の歩数。

施術を繰り返しながら経過を追ってくると、1日の歩数がある程度保てている方のほうが回復のスピードも良好です。逆に、歩数が足りていない場合には、時間もかかります。

おおよそ、6000~8000歩/日がひとつの目安になるでしょう。

地方へ出張に出かけると車生活の方が多いですね。あまり歩いていらっしゃいません。そうなると、改善のスピードも緩やかです。

都内でデスクワークの方も、やはり、通勤での歩数が稼げていないと現状を維持するのが難しいのかもしれません。

動かなくなると、動けなくなります。歩き方もちぐはぐに。

変形性股関節症を診断されても、まずは、動きを止めないよう心がけましょう。

社会参加の継続


社会参加も、痛みとの関わりが大きいことが報告されています。

先日のブログのように、ゴルフやテニスなど趣味活動に復帰できることは、痛みの回復にもとても大きな意味を持ちます。

そして、元々所属していたグループやコミュニティからの疎外感は、益々痛みを増強させます。サークル仲間との繋がりは、精神的な安定をもたらし、痛みの改善にも大いに役に立ちます。

ただ、痛みがあるからには、ケア不足かフォームの乱れが必ず存在しますので、その点にだけは注意しておきましょう。

痛みというのは、初期では、ちょっとした怪我のようなものです。それが適切に処置されていないと、メンタルさえも崩壊させるほどの力をもつようになります。

治るはずがない、一生付き合っていかなければならない、破局的思考へと脳がすり替わる前に、痛みは適切に退治しておきましょう。

痛みの勉強会


▲朝日カルチャーセンターでのひとコマです


定期的に勉強会を開催させていただいております。

皆さまとの施術を通じて、たくさんのことを学ばせていただきました。

わずかな痛みも、放っておくと「痛み病」へと置き換わることがあります。

処置を誤ると、一生背負っていかなければならなくなる方もいらっしゃいます。それは、手術であっても同じことです。手術のタイミングや判断を誤ると、関節が治っても、常に怒り、悲しみ、焦燥感に悩まされることがあります。

手術であっても未手術であっても、活動量や社会参加を心がけながら、身体の問題だけではなく、心の平穏を維持し続けられるよう準備をしておきましょう。

身体的な自信、精神的な安定さえ取り戻せれば、殆どの方で、手術を宣告された記憶など脳から消し去られます。

動きながら治す、ぜひ実践してみて下さい。ご自身の力に、驚かされることになります。

※資料を整理しながら、懐かしい写真が出てきましたのでシェアさせていただきました

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)
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