「何にも考えないで歩くと痛い」
ここにいると毎日がドラマの連続です。

皆さんにそれぞれのストーリーがあり、大きな発見があります。

「痛みのセルフ・コントロール」

痛みをできるだけ遷延化させないことが、痛みと上手に付き合う上では重要です。早い段階で痛みを止める。長引かせない。そのためには痛みが生じても「こうすれば、痛みを軽減できる」という一種のテクニックを皆さんにも身体を動かすことで、理解していただきたいと考えています。

そして、最終的には定期的なチェックで姿勢や歩き方、筋肉の状態を確認しながら、それぞれが痛みのない生活に戻れるようになることが、ここでの大きな役割です。

昨日、夜おみえになった方は昨日が2回目です。
「だいぶ楽になりました」の後に、「痛みが出ても、教えていただいたように歩くと痛くないんです」といって、歩き方を見せていただきました。初回と比べると跛行は改善され、だいぶ安定していました。歩きのテクニックを掴んだようですね。ここまでご自身でコントロールできるようるになると、痛みの治療もスムーズに進めそうです。

それぞれに合った痛みを誘発しない、身体の動かし方、姿勢や歩き方が必ずあります。それを早い段階で見つけることができれば、痛みとも上手に付き合っていくことが可能になるでしょう。

昨日お昼にみえた方は「何にも考えないで歩くと痛くなるんです。いつの間にか前かがみ、くの字になっていて」常に歩き方のことを考えて、力を入れ、緊張しながら歩くのは確かに大変です。それでも、こうして自分の姿勢の変化に気づけることが、悪化を防止するための大きな進歩です。

早い段階からご自身の変化に気付けて、それを修正できる。これは痛みをコントロールする上では最も大切な能力です。この力を育むことを一緒に目指しましょう。

佐藤正裕(理学療法士)
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